【硫黄島の人違い】

正月は毎度風邪ひきなので、部屋でぬくぬくしながらAmazon Prime Video を見るのが毎年恒例化されつつあるのだが…。

今年は、【父親たちの星条旗】と【硫黄島からの手紙】を一気に見た。w

ダーティーハリー(クリント・イーストウッド)が監督ってのもなんだか不思議な感じだけども…。

物語自体は、まぁ皆さんご存知のとおりだと思うんだが、この元になったあの有名な写真に付いてちょっと調べてみたら、なんと写真に写ってる人物の1人である「ジョン・ブラッドリー氏」が実は写真に写っていなく、実際に写っているのは「ハロルド・シュルツ一等兵」であると言うことが、去年米海兵隊より正式に発表されてた。
実に、70年間も人違いのままだったらしい。

しかもその人違いされてた「ジョン・ブラッドリー氏」は、当時写真に写ってるという事で英雄として奉られ、戦時国債を売るための全米行脚に参加していた訳だ。
さらにこの映画を作る切っ掛けになったと言われている、原本はこの「ジョン・ブラッドリー氏」の息子が書いた本を元にしているので、劇中では完全に「ジョン・ブラッドリー氏」が正しい人として描かれてて、今となってはなんだか微妙な感じに成ってしまっている。

因みに、「ジョン・ブラッドリー氏」は写真にこそ写ってないが、2回行われた星条旗掲揚の両方に参加はしていたそうだが、実際に旗竿を立てた訳ではないらしい。
当時本人はどんな思いで英雄として行脚してたんだろうか?

http://www.afpbb.com/articles/-/3091564

 

【新年明けまして御目出度う御座います。】

旧年中は大変お世話になりました。
今年も益々皆様のお世話に成ることが増えると思います。
何卒、宜しくお願い致します。

さて、2018年のKIYA-HEN の活動ですが、既に1、2、3月と決まっております。

1月12日:王様ライブ
2月17日:Phantom of sorrow 10th 記念ライブ
3月3日:田野城寿男&Friends with KIYA-HEN(仮称)ライブ
3月4日:BLOCO BAND with 向山テツ ライブ

と、なんかミュージシャンっぽい内容でちょっと嬉しいですな。
4月には恒例のスクールイヴェント、Voice&Rhythmもありますし、「フリーセッション既存の曲は演らないぜ!!!!札幌&旭川」も毎月快進撃中ですので、まだまだ休めないキヤヘンですが、今後共一層がんばりますので、お仕事下さい。w
今年も、よろしくお願い申し上げます。
m(_ _)m

【今年も残すところ、あと数時間でございます。】

今年を振り返ることに成るわけですが、まぁ、相変わらず行き当りばったりな人生を毎年繰り返しております。
まぁ、何とも多忙ではありましたが、相変わらずお金にならない忙しさで、偶にはお金になる仕事がしたいと切望しております。
来年こそは、お金になる仕事にありつけるように願っておりますが、如何せん押しの弱い男でございまして、中々仕事に結びつかないという悩みをもう10年程患っており、こればかりは治らないのか?と半ば諦めております。

フリーセッションは、3年めを向かえて益々メンバーの輪が広がっておりますし、今年の春から旭川支部も出来、ユックリではありますが確実にメンバーも増え、旭川にもフリーセッションが浸透しつつあるなぁ〜と手応えを感じております。

夏には、王様のライブ企画などもやらせて頂き、お客様との接点も増え、今後の活動に繋がれば…と思っています。
最近は、バタバタしており野幌にもあまり顔出せてませんが、可能な限り遊びに行きますんでよろしくお願いします。

また、地元札幌では、ススキノBLOCOさんに置きまして、幾つかのライブイベントにも参加させて頂き、あの向山テツさんとの共演も果たせました。
如何せん不器用なので、あまり緻密なお仕事は頂けないのですが、大味なお仕事は得意です。w
そう言えば、忘年会でHBC(北海道文化放送)の大森君に「キヤさんのギターはボーカリスト食っちゃうんで一緒に演りたくない。w」と言われちゃいまして、「そんなにクドいかなぁ?」と周りの後輩たちに聞いてみると、一同首を揃えて楯に頷いてました。w

そんなこんなで、サポート仕事には殆どありつけないので、今後このクドさをなんとかコントロールできるオトナに成りたいと願う所存です。

他にも新しいフィールドが少し増えた1年でしたが、来年はそのフィールドで以下に活動して行くかをちゃんと考えなきゃならない年になりそうです。
まぁ、どう転んでも叩き上げ系ロックギタリストには代わりありません。
緻密なお仕事は頂けない様で悲しいですが、大味なお仕事はバンバン頂きたいと思いますので、来年もよろしくお願いします。(^^)

【ワンセグ携帯に受信料義務ぅ〜?!?!?!】

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017122700724&g=soc

ここ最近のNHK関連の訴訟問題は何か不穏当な空気を感じる。
まぁつまり、NHKは裁判所に実弾打ち込んでんじゃねーのか?って言う懸念が拭いきれないって事なのだが…。

ワンセグ携帯って、受信機能は備わってるが、それが主目的で使われる機械ではなく、受信はあくまでオプションであるので、これを「受像機」と定義してしまうことに物凄い違和感を感じる。

そもそも、受像機を設置したら契約義務があるという判断もおかしい。
本来契約とは双方の合意の元に行うものであり、一方が拒絶することで、強制的には締結できない事になっているが、NHKだけ例外に成っていると言う、この「特別処置」に大いなる違和感を感じる。

NHKが真っ当に商売するには、2つの方法があると思う。

  1. 完全に国営放送として、全ての経費を税金で賄うことにする事。
  2. スクランブルを掛け、契約者以外には放送を見せないことにする事。

このどちらも選択すること無く、放送法を楯に裁判されている。

放送法が制定されたのは、昭和25年。
つまり、戦後の復興期に制定されている。
テレビはやっと実験放送が始まった頃で、恐らくはこのテレビ放送事業促進に向けてこの法律が制定されたと思われる。

当時一般家庭にテレビは存在せず、一部の金持ちや企業、自治体等がテレビを所有しており実験放送を受信していたはずだ。
当時のテレビの社会的な存在から考えて「受像機はNHKしか受信しない。」ことが明白であり、受像機を設置すればそれは即ちNHKを見ることが目的である事が明白なため、受信契約をすることに何の異議も感じない。

対して現代は、NHK以外にも複数の放送局が存在し、NHKと同等かそれ以上の影響力を持っている。
つまり、受像機も必ずしもNHKを受信するのが目的ではなく、放送法で定められてるNHKの存在意義はかなり薄れてしまっているので、その根本的な考え方から変える必要があるはずなのだが、放送法の基本的主旨は、昭和25年当時のままなのだ。

当時の放送の形態と現在では著しい離反があり、当時の感性で現代の放送を捉えること自体がすでにナンセンスだと考える。
現在の「テレビ放送」は多種多様なメディアの中の一部として存在しており、かつてのような国内唯一のメディアでは無くなって居るので、独占的な解釈はそろそろ実態にそぐわない事になって来ているのは自明なはずなのだ。
にも関わらず、その時代的感性のズレを補正せずに、昭和25年当時の感性のまま行われている判決には強い憤りと違和感を感じるわけだ。

願わくば、裁判所はもっと時代にマッチした公平な判断をしてほしいものだ。

【べつにZOOMの回し者ではない】

【べつにZOOMの回し者ではない】

予てから、ZOOM G3の愛用者として一部では有名になって仕舞いましたが、新製品のG3n、G5nが出た時に、「う〜んこれは…。」と思って若干躊躇してたんですが、ひょんな事でG5nを入手。
色々使ってみて、ある程度使い方的なものを習得しつつ有ったんですが、イマイチなんつーか、臨場感に欠けるんですよね。

練習スタジオに置いてある、Marshall DLS100H (最近のベトナム製のモデルですね)に、普通にインプットしてみたんですが、イマイチすっきり感が無い。
そのままセンドリターンを使って、G5nから、ヘッドアンプのリターンへ接続して、DSL100Hのパワーアンプだけ使っても、むしろ線が細くなってがっかり…。

ネットを調べても、G3が出た頃みたいな「絶賛」状態ではなく、正直盛り上がってない。
みんなG3の音の良さや使い良さにやられてG3nやG5nに移行してないんか?とか思うほどです。

でも、なんとかコイツを使いたい。
なぜならば、足者とエフェクターをこれ1台で完結できないか?ってのがそもそものテーマだったので、ある程度納得できる音が出れば、100点満点じゃなくても、使ってみようと思ってたわけだ。
この辺の妥協がアマチュアならではなので、仕事の時はちょっと許されないかもしれないので、アナログのペダルセットも捨てられない。w

色々考えた挙句、専用パワーアンプを使えばいいんじゃね?という結論に。
最近はコンパクトなデジタルパワーアンプが色々出てますが、ここはHR/HMを演奏するオレとしてはハイパワーは必須なんで、もうこの一択しか無くなります。

iSP Technologies STEALTH PRO
超小型のデジタルアンプ。
最大で175Wの出力で、普段使ってる16Ωのキャビネットに繋いでも、106Wと余裕の出力。
数値上の話だけじゃなく、実際の音量も充分出ます。
本体に仰々しいヒートシンクも見えてますが、2時間の連続使用程度では、ほんのり温かい程度で殆ど熱も持ちません。
部屋弾きで使っても良し、ライブで爆音でも良しなので、本当に便利この上ないものが出てきましたね。

で、シミュレーターの実用性を確認すべく、ホンモノの1959とG5nの1959のシミュレーターのサウンドを比べてみました。
一応動画載せておきますが、解説も少し。

【ホンモノ Marshall 1959 Mk2 Super Lead 100 リイシュ】


90年代初頭に70年台中期のメタルフェイスのリイシュモデル。
プラスチック製のレバースイッチが3連のタイプなんですが、実は基盤自体はその後に出る60年代のプレキシ(SLP)リイシュと兼用のため、ポラリティースイッチがダミーだったというヤツ。w
これは、修理に出すまでポラリティーがダミーだったことはオレも知らなかった。
通りで何も変わらないはずだ。w

これは、調子が悪かったのでココ数年御用達の西田製作所にメンテナンス&改造を依頼して、117V駆動仕様にして、更にマスターボリューム化してあります。
普段からチャンネルリンクして使っており、今回もチャンネルリンク必須で使ってます。

【キャビネット BEHRINGER BG-412F】


10数年前に密閉式のキャビネットが欲しくて、当時一番安かったこれを購入。
ジャンセンのスピーカー内蔵で、19800円は激安だった。
店頭価格14800円だったので、3台まとめて買ったウチの1台。
スピーカーは、セレッションV30に交換しており、内部配線もベルデン8460に交換済み。
スピーカーケーブルは、WEのAWG18を使用しています。

【ZOOM G5n】

購入時のままですが、プリセットは全て消去して1から組み直します。

【iSP Technologies STEALTH PRO(並行輸入品)】

国内正規品に比べて値段が2万くらい違うので、並行輸入を購入。
説明書が英語だってだけで、後は国内正規品と全く同じ。
但し、保証が日本国内では効かないのが玉に瑕。w

【実験結果】

結論から言うと、ホンモノの解像度には及ばない感じですね。
ウチの1959リイシュは、西田製作所が完全に調整しており、恐らく地元北海道では一番状態の良い1959だと自負しています。
ホンモノは、とにかく解像度が高く、コードを弾いても何を弾いても粒立ちがハッキリしているため、エフェクトの掛かりも良く、これがMarshallだよ!って感じの音がします。

対してG5nの1959シミュレートは、かなり迫真の出来です。
ホンモノの個体差レベルの違いしか無いですが、ちょっとバランスが狂い始めたときの1959みたいな感じです。
ホンモノに比べて中高音の分離がイマイチ悪いかな?って位で、サウンド自体はもうMarshallそのもの。
ホンモノよりも若干LOWが出るかな?という感じで、其のへんは、G5nのマスタートーンでかなり補正できます。
なので、最終的に個体差レベルの違いしかありませんでした。
地元北海道のリハーサルスタジオ等に常備されているMarshallのヘッドなんかよりは、よっぽどMarshallらしい音がしてます。

これは、STEALTHの力もかなりあると思われます。
同じセッティングで違うアンプで鳴らそうとすると、どうにも言葉にしようのない感じの音になってしまいます。
まぁ、一からサウンドメイキングする気なら、それでも良いですがそれだとシミュレーターの意味がないかと…。
なので、とりあえず、ホンモノにドコまで迫れるかを追求した上で、そこからのスタートだろうということで、G5n+STEALTHと言う組み合わせでドコまでホンモノに近づけるかを試したかったわけです。
これで使えると成ると、今後はG5nとSTEALTHノミでイケると言うことに成って、機材の簡素化が大幅に進むことになります。

G5nの実力はかなりのレベルだと思います。
実売27,000円程度のデジタルマルチで、このレベルで再現できるのは本当に素晴らしいと思います。
勿論、フラクタルオーディオや、イレブンラックの方がS/Nも良くて、音がいいのは当り前と言うか、ソレナリの金額しますから、G5nと比べること自体がナンセンスでしょう。

G5n+STEALTHで、実質6万円弱です。
これで、1959サウンドと、エフェクトまで揃うわけですから、コスパの良さはホンモノは全く敵わないでしょう。

【ギター教室こぼれ話その4】

最近、40〜50代の人が「きやへんギター教室」に来てくれている。
世代的に、課題曲はあの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」。
オレ自身、ギターを始めた頃、最初に覚えたハードロックの曲であり、またハードロックギターの基本的なテクニックが全て入っている、練習曲として完璧な曲だ。
オレはこの題材が大好きで、初心者とか初めてギターに触って、「とりあえずそれっぽいの弾きたい。」って人にはお勧めしている。
でもこれ突き詰めてコピーすると、イントロのあの有名なリフすらちゃんと弾けない。
弾けてない。
イントロから完璧にあの雰囲気で弾けてる人って正直、日本人ではどんなトッププレイヤーでも見たことがない。
何が違うかって、グルーヴが全く違うんだよな。
結論から言うと、多分あのグルーヴは日本人には出せないんだろうって思う。
どんな上手い日本人が弾いても、あのリフだけはのっぺりして躍動感を感じない。
でも、本家リッチーブラックモアが弾くあのリフは躍動感に満ちていて、あのリフを聴いただけで、モクモクの煙を思い浮かべるほどに成る。
まぁ最もバックのメンバーのグルーヴの問題も有るので、ギタリストばかりを攻める訳にも行かないのだが、その分差っ引いてもなぁ〜見たいな感じである。
それでも、基礎テクニックを習得するには持って来いの曲であることには間違いないので、グルーヴがどうしたとか細かい話は置いといて、この曲を弾いてもらうわけだ。
大きく分けて、リフ、歌バックのバッキング、ギターソロの3要素に成る。
ロックの基本形とも言える3要素だ。
リフについては前述した通り、フレーズ自体は簡単だが、雰囲気を出すのが異常に難しい。
なので、初心者向けにはリフのメロディーが追いかけられりゃOKって事にしてる。
バッキングは4分音符のみと言う、本当に初心者ようにはピッタリ。
変なシンコペーションも無しで、只々同じパターンを繰り返してる。
ギターソロは、ベンド(チョーキング)、ビブラート、ハンマリング・オン、プリング・オフと言うロックギターの基本テクニック4要素。
更にはマイナースケールを使用した速弾きや、トレモロ・アームまで使う。
しかし、アクセントは一定の場所で、4つ数えながら弾いて丁度よい感じだし、音符をスタッカートさせたり、ビブラートで伸ばしたりと、さらに細かいニュアンスの出し方の勉強にも成るという。
この曲の練習は、中2だったオレには楽しくてしょうがなかったが、40を超えてからの手習いでこの曲をちゃんと弾こうとすると、結構手こずる。
まして初心者ですから、ピッキングもままならない。
でも、基礎練習すっ飛ばしていきなり何か弾きたい人には、これしかないかな?と。
実は、もっと簡単な、例えばギターソロが短い(もしくは無い)曲とかも有るんで、ソッチのほうがスグに仕上がるけど、達成感が無いのと、他の曲に応用が効かない場合が殆どで、イマイチだと思ってる。
ある程度の難易度が有るからこその達成感だと思うので、正直難しいとは思うけど、この曲を題材にすることが多いんですわ。
で、初心者の人にありがちなのが、無駄に力が入ってしまって、ピッキングもフィガリングもままならないってやつ。
これは全身の力を抜いて、リラックスした状態で練習するしか無いんですよね。
でも、弦を弾きに行っちゃイケない。
押さえに行っちゃイケないんです。
この辺のニュアンスは言葉にすると難しいんだけどね。
成れるまでは、どうしても弾きに行っちゃうから、あんまりそこに固執しない形が望ましいんだけどね。
これが中々出来ないんだよね〜。
まぁ、仕方がないけど。
で、若い人なら感覚でスグに掴めるんだけど、流石に40代50代になってくると、ある程度予備知識というか、学生時代に少し演ってたレベルじゃないと、この感覚はいきなりは掴めない。
だから、空ピッキングでストロークするところから始めなきゃならないんだよね。
人によってはこれすらも大変だけど、まぁ訓練すりゃそのうち出来る。
台所でトントントンとリズミカルにキャベツの千切りとかした事の有る人ならわかると思うけど、千切りしながら家族と話したりすると思うんですよ。
その時、千切りしてる手が止まってるのか、動いてるのか…。
ウチのお袋なんかもそうだったけど、殆どの人は手が動いたまま会話なり何なりしてると思うんですよ。
その時の感覚って、力んでザクザクとは切ってないと思うんですよ。
意識的に力を入れてるんじゃなくて、むしろ力抜いて切ってると思うんですよね。
つまり「千切りしよう!」って力が入ると綺麗に切れないし、最悪包丁のコントロールを失って手を切ってしまう。
あの数ミリ単位で切り刻む手法は、包丁を持つ腕の力が抜けてるからこそコントロールできてると思うんですよ。
そう言うリラックスした状態で、トントントンとやってると思うんですよね。
その感覚をギターで発揮すれば、上達は早いと思うんですよね。
まぁ、難しいことには違いないですけどね。

【シェッタガーリア見てきた2】

若かりし頃に見たシェッタガーリア。
札幌市民のみならず、全国の音楽マニアを唸らせたあの幻のバンド。
2007年11月に封印されたのだが、10年の時を経て復活した。
実際には去年オリジナルメンバーの山田昭雄氏を迎えての「再結成ライブ」が行われたのだが、今回は待望のバンド形式での正式な復活ライブで、それはもう往年のファンは涙無しには見れないライブだったと思う。

●その佇まいは正に「シェッタガーリア」であった。

会場客席の半分は、座布団が敷いてありお座敷状態になっており、後ろ半分は簡易椅子が置かれている。
会場をパンパンにするのが目的ではなく、限られたスペースでゆったり見てもらう事を意識した会場作りだということは一目瞭然だった。
実際、シェッタガーリアを知る人は多くは、40代後半〜50代なので、そういうファンに窮屈な思いをさせずに、往年のライブを間近で楽しんでもらうと言う意図が見え隠れする。
場内アナウンスが写真撮影やビデオ撮影についての注意事項を放送している。
昭和初期の劇場のような、ウグイス嬢が注意事項をお客様に伝達するアレだ。
更には、開演のブザーまで。
今時、ライブハウスにブザーなんか付いてないが、あれは態々音を流したんだろう。
この辺の演出が既に「シェッタガーリアのライブに来ている感」を否応なく盛り上げる。
まだ演奏どころか、オープニングアクトすら登場してないのにだ。
この空気の作り方、昔から変わってない。
他にはない、シェッタガーリアだけの色とか匂いとか光とかそういったもので全て埋め尽くされてた。
通い慣れたライブハウスがまるで別な空間のようだった。
オープニングアクトは、北方舞踏とか暗黒舞踏と言われる舞踏家の「田中ハル」とその門下生たち。
彼らの約30分ほどのステージの後、去年と同じようにアコースティックユニットとしてのシェッタガーリアが始まった。
往年のファンなら聞き慣れた曲達であったが、やはり黄金期のバンド形式の頃のファンが多いのか、客席もステージも妙な緊張感に包まれている。
つばを飲み込む音すら聞こえてしまうような静寂な中で演奏が始まる。
会場は完全に聞き入っていた。
無駄に騒ぐわけでもなく、ただひたすらに1音も逃すまいと会場全体が耳をそばだたせていた。
数曲やってアコセットが終わると、20分程の休憩を挟んで、いよいよバンド形式でのライブが始まる。
会場は感極まって泣き出すお客さんも沢山いた。
そんな中で演奏が始まる。
現メンバーは郎平のメンバー+山田昭雄氏というラインナップ。
まぁ、今札幌でシェッタガーリアを演れるメンバーなど、彼ら以外に思いつかない。
シェッタガーリアをハンパな状態で再生してほしくない!ってのは、ファンである我々の気持ちだ。
ミミさんも同じ気持ちだったんだろうと思う。
どうせやるならパーフェクトを望む。
それを実現してくれるメンバーは彼らしか居なかったのだろう。
演奏が始まると、郎平のときとは打って変わって、完全にシェッタガーリアとしてのサウンドを再生してくれた。
なんの違和感も感じること無く、極初期のシェッタガーリアを見ているような気分なのだが、そのサウンドの深みとか説得力とか、30年前よりもパワーアップしており、単なる懐古趣味ではない、新曲も含め、今そこに生きている生々しいシェッタガーリアを見ることが出来た。
今ここに完全復活を果たしてくれた。

●しかし、今回の復活はそれだけでは無かった。

当時販売されていた、テープやレコードの音源がデジタル化されCDとして販売されたのだ。
これが、何より嬉しいではないか。
当時のカセットテープなど、今マトモに聞けるものなど殆ど残ってないだろう。
なので、オリジナルテープは持っているが、もう何十年も聞いてない人は沢山居るんじゃないだろうか?この企画は本当に嬉しい。
オレは、もちろん喜んでライブ会場限定と言われるボックスセットを買った。
内容は、CDが3枚。
「あの日のサッカリン」+「浅草アバンゲール」で1枚。
「砂の上の植物群」+「化石の歌」で1枚。
そして、シェッタガーリア結成前夜のレア音源で1枚という内容。
他に、タオルなどのアメニティーや、ステッカー等が盛りだくさんで入っている。
個人的には、シェッタガーリア結成前夜のミミさんの葛藤が綴られたライナーノーツが一番ぐっと来た。
伝説が生まれる前夜、その伝説の主が何を考え、何を思ってこのバンドを結成したのか。
その秘密が紐解かれることで、このライブの味わいが大きく変わるだろう。

●何故、今復活なのか?恐らくは、10年前に封印した時に、既に復活を視野に入れてたのだろうと思う。

シェッタガーリアが復活する為には、かつての鮮度と勢いが必要だ。
だからこその「解散」でも「停止」でもなく、その時の鮮度で蘇ってくる「封印」だったのだろう。
ミミさんは、その封印を解く時期をじっと待っていたんだと思う。
多分80年代後半、シェッタガーリアが活動を鈍化させた頃から、ずーっとこの復活の為だけに全ての活動をしてたんじゃないか?って思うほど、色んな事が全てこの一瞬に向かってたような気がする。
郎平を14年ほど続けているのも、他の様々なプロジェクトも、全てこのシェッタガーリア復活のために必要な人材をプレーヤーはもちろん、スタッフも含め、育成してたのではないか?と思える程に。
すべての要素が充足するまで、じっくり時間をかけて準備していたのではなかろうか?本人に確認したわけじゃないので、オレの勝手な思いすごしではあるが、否定できない部分も沢山有るんじゃないかと思う。
まぁ、細かい屁理屈は置いといて、今はライブの余韻に浸りながら、購入したCDを聞くのがベストな選択だろう。
来年またシェッタガーリアはライブをやるかもしれない。
気まぐれなミミさんのことだから確約はしないだろうが、ファンはオレも含めてみんなそれを待っている事に違いない。
因みに、今回のCD、レアトラックス以外の2枚は、通販でも買えるらしい。
今回のライブを体験できなかった人や、当時のシェッタガーリアを知らない人は、是非このCDを聞いて、シェッタガーリアがなぜコレだけ多くの人の心に刻み込まれてるかを知ってほしい。
そこには「ロックバンド」なんてカテゴライズが全く無意味に成ってしまうような、「表現とはどういうことか?」と言うその答えが全て詰まっていると思う。
詳しくは、観音レーベルのホームページで確認して欲しい。
http://officekannon.com/

【ヤマト運輸の料金】

本州遠征のときは、機材などの荷物が大量になるために、ヤマト運輸を利用して荷物を事前に送ってしまうんですが、ここ5年位毎回札幌〜東京よりも、荷物が軽くなってる東京〜札幌の方が運賃が高い。

今回、札幌から東京に送る時に、地元のヤマト運輸の集配所の窓口でこの話をしてみた。

店員:「おかしいですね?今度この伝票を保管しておいて、帰りに値段が違うようであれば、コレをドライバーに見せて、値段交渉して下さい。」

と言われた。
今回は、札幌から吉祥寺まで4個口元払いで送った。
帰りは新宿からホテルのカウンターを通じて、2個口で札幌へ送り返した。

金額は…

札幌〜吉祥寺 で約5000円
新宿〜札幌 で約7000円

荷物点数が少ないのに、2000円も高いのだ。
これは解せないので、集配ドライバーに札幌発の伝票を見せて交渉するが、金額変更は出来るが手続きに時間がかかるので、それでもやるか?と問われ、ギター使えないのはちょっと不便なので、渋々7000円を支払った。

実は、これ毎回なのだ。
必ず旅先から送り返すときは、札幌から送るときより数百円〜数千円高い。

色々工夫してみたが、同額、もしくはそれ以下で帰ってきた事はない。
ヤマトのドライバー曰く

ドラ:「着払いでも元払いでも、手数料的な物は頂いてないので、荷物と発着地域が同じであれば、料金は同じです。」
ドラ:「なので、これはちょっとおかしいかもしれません。」

まぁ、ドライバーに文句言った所でどうにもならないのだが、どうしてこうなるのかの原因を聞いてみたが、結論から言うと不明。
重さが違うので料金が変わったと思われると。
しかし、送った時40Kだったものが、帰りは80kに成っている。
ウチにはそんな秤が無いので、重さを正確に測れないが、倍に増えてるわけがないだろう。
全くふざけてるとしか言いようがない。

ヤマト運輸どーなってんだよ?

【音楽はタダじゃない】

先ずはコレを読んで欲しい。
http://jazzguitarspot.com/blog/2017/09/19493/

いや、マジで。
巷のライブハウスでもこう言うの多いからさ。
ブッキングマネージャーとか言ってる連中に読ませたいわ。

因みに、巷のライブハウスだと…
1)ウチでライブイベントやるので、その出演依頼です。
2)1バンドあたりのノルマは2万円です。
って感じの事がメールで送られてきます。

過去何度かそういう話に乗ったことが有ります。
まぁ、自分自信無名ですから集客なんかも思うように行かない訳です。
ならば、ライブハウス主宰のライブイベントに出させてもらえば、集客の手間が省ける(つまり、ライブハウスが集客してくれる)と思ったわけです。

で、参加することにしました。
ノルマは2万円で、チケット売ればその分は回収できますよと…。
つまり、知名度がある連中は集客することでノルマ分は消化されるので事実上の持ち出しはなく成るわけです。
ノルマ以上売れば、全額では無いにせよバンドの収入にも成るので、まぁ一見良さそうに思えますが…。

でも自分たちはチケットなんか殆ど売れません。
気の毒に思ってくれた友達が義理で1枚買ってくれましたが、当日になって用事が出来たとかで見に来てはくれませんでした。
で、実際にライブハウスに行ってみると、お客さんは数えるほどしか居ない…。
しかも、自分の前のバンドが終わったら、その少ないお客さんも会場から出て行ってしまった。

結果、お客さん0でお友達が3人くらいの前で、5人編成のバンドが演奏するという…。w
これじゃ、知名度すら上がらない…。

演奏が終わったあと、ライブハウスの担当者から、「オタクはチケット売れないねぇ〜、もっと頑張らないとライブできなくなるよ…。」とお叱りを受ける…。

オレはその時「はぁ?オレは何のためにノルマ払ってんだ?」と思った訳ですよ。
コッチは「ノルマ払ってんだからちゃんと集客しろよ!ライブハウス!」って気持ちなのだが、ライブハウスからは「お前たちはチケット売れない(集客出来ない)からダメだ。」と叱られるわけだ。

なんで、金払って叱られるの?????
つーか、客呼べよライブハウス!
客居なきゃ知名度も上がらないだろうが。
何のために、ノルマ払ってると思ってんだよ?
ふざけんなよ!!!!

と、心の底から思ったわけだ。
つまり「ノーギャラどころかノルマかけられて、仕舞に集客できないね〜と小言まで言われながら、なんで低姿勢にアンタの店の為に演奏しなきゃならないんだ?」ってのがオレの疑問。

でも、それでも「演奏したい」って人が居るんですよね。
まぁそれも音楽の楽しみ方の一つでしょうから否定はしませんが、音楽を売りたい人と同じフィールドに居られると若干迷惑な時もありますね。
どっちもアマチュアバンドなので、差別化が難しいのでね…。(苦笑

なので、ウチのバンドはそこらの「箱の集金イベント」には基本的に参加しない方向性で活動してますな。w
勿論、集客が見込めるイベントなら、ノルマでも参加料でも払って参加しますよ。
それこそ「知名度上げる」為にね。

つーかね、一番疑問なのは、こう言う投稿を過去何度もしてて、皆見てるはずなのに、今でも年に何度か「ノルマ2万で出演しませんか?」ってメールが届くのが一番の疑問な訳です。😅w

【ギター遍歴・その1】

Greco FV600WR
中学時代に初めて買ったエレキギター。
小学校の頃にKISSを知り、ポール・スタンレーにあこがれて、当時ポール・スタンレーがメインに使っていたGibson Flying V が欲しかったのだが、当時GibsonのVは278,000円。
小学生のオレには無理な相談だ。
それでも、数年お年玉等を貯めてやっとギターが買えそうな金額になった。
それが、中学2年の時だった。

今となっては記憶が曖昧だが、確か7万円貯めたはずだ。
ソレまで、何度となく地元の楽器屋さんへ足を運び、品定めを繰り返し、エレキギターにはコピーモデルがあることを知り、本家Gibsonは目玉が飛び出るほど高いこと。
国産コピーメーカーのギターなら、格安で同じようなモデルが沢山有ることを知った。
当時、その楽器屋さんにあったFlyingVは、GrecoとFernandesとFresherのVだった。
Fresherが39800円。
Fernandesが70000円。
Grecoが60000円だった。
予算的に、Fernandesを買うとケースが買えない。
なのでGrecoを選択し専用ハードケースも買おうと思ったら、ハードケースは18000円もする代物だった。
買い物に一緒について来た親父を説得して、ハードケースと練習に必要だということで、小型のアンプとストラップ、シールドコード、音叉等、今で言う「初心者セット」を自前で揃えて、総額10万円になってしまった。
足りない分は親父が渋々出してくれたが、これらを持ち帰ることは出来なかった。
何故なら、ウチには「お袋」と言う難関が待っているからだ。

親父曰く、重たいし、数も多いので、配達してもらえと。
で、店頭品じゃなく、在庫を出してもらえというわけだ。
今考えると、店頭品を試奏してるのだから、店頭品を持ち帰るべきだったんだが、当時はそんな事は思いもよらず、「在庫品が新品」と単純に思い込んでいたので、在庫を配達してもらった。

待つこと1週間。
この一週間が鬼の様に長かったことは言うまでもない。
で、一週間後の有る日、玄関の呼び鈴が鳴って、出てみると大きなダンボールケースを抱えた楽器屋さんの店員さんが立っていた。
今なら宅急便で配達するところだろうが、当時は宅急便など無かったので、小売店がそれぞれ自前で配達してた。

お袋の目を盗んで品物を受取、自室に持ち込み開封!
憧れのFlyingVが出てきた。

スペックは、カタログ通りだと、マホガニーボディー、マホガニーセットネック、ローズ指板、U1000ピックアップ2基となっている。
実際にもほぼ其のとおりなのだが、ボディーがパンケーキになっていた。
つまり、表面と裏面で2枚のマホガニーの板が貼り合わせられており、その間には1mm程度の別な板材が挟み込まれていた。

本当は、ポール・スタンレーと同じ、黒か白がほしかったのだが、店員さん曰く「コレの方がピックアップが2基付いてるので、音のバリエーションが広がるし、ポール・スタンレー仕様だとピックアップが1つしか無いから、すぐに飽きる。」と言われて、このチェリーレッド(Greco的にはワインレッド)のVを強く進められ、押し切られる形で決めたものだ。

しかし、楽器屋の店員って、どうしていつも余計なこと言うんだろうね?w
客が欲しがってる物を素直に出せばいいじゃん?
なんで、自分の持論展開してその通りに購入させようとするんだろうね?
この手の「店員さんに騙された」系の話は、そこら中で散見するんで、全国的に「店員」ってのはそういう商売なんだろうかね?w

で、ワインレッドのVに違和感を感じつつも、取り敢えずエレキギターだし、成毛滋おすすめのGrecoだし、なんせ6万円もするんでソレだけでも大満足で、毎日弾きまくってたよね。

当然直ぐにお袋にもバレてさんざん叱られるが、今更返品も出来ずにそのままなし崩し的に所有し、その15年後にお袋は他界するんだが、最後まで、このギターも、バンド活動も、何もかも認めて貰えなかった。

このGrecoのFlyingVは高校に入ってからもずっとメインで使っていたが、トレモロアームをつけたり、ピックアップを交換したり、塗装の塗り替えをしたりと、さんざんいじり倒して、最後はコタコタになってしまったが、高校3年の時に友人の弟がギターを始めるとのことで、FlyingVがほしいと言うので、1万円で売ってしまった。
別に後悔はしてないが、このギターで、配線の改造や木部の加工、塗装その他、エレキギターの構造を覚えたようなものだ。

今は何処にあるのだろうか?
破棄処分になってるような気もするが…。w
高校時代に学祭やライブなどで散々使い倒したギターなので、想い出も沢山ある。
なので、ヤフオク等で、このGrecoのFV600WRを見るたびに、当時を懐かしく思い出してる。

サウンド的には、可も無く不可も無い、標準的なFlyingVの音だったと思う。
GrecoのU1000ピックアップは、今でも良い音だと思う。
当時のU1000はワックス処理こそされてなかったが、アルニコマグネットが採用されており、PAFライクなサウンドの中にも、粗さやパワフルさも兼ね備え、Gibsonとはまた違ったサウンドだったが、コレはコレで、ロックな音がしてたと思う。

その後、GrecoU1000は、ワックス処理がされ、ワイヤーが多めに巻かれたり、セラミックのマグネットになったりと色々変貌して、どんどん劣化するんだが、この初期のアルニコのU1000は名機だと思う。
今でも数個持っているが、どれもすこぶる良い音だ。
言うならば、70年代のGibson T-TOPと同じ印象を受ける。
これは、ある意味凄いことだと思うよ。