PDA-1KHとTDC005。

こう言うの手に入れると、とりあえず薀蓄入れたくなんるんだよなぁ〜。w
今回のは、H.I.D製の特注!アッテネーター「PDA-1KH」PDA-1KHそもそも何するものかと言いますと〜、マスターボリュームの付いてない、古いマーシャルなんかをクリーンディストーションで歪ませようとすると、とりあえずボリュームを目一杯上げなきゃならない。
けど、そんな事したら音が大きすぎてアンサンブルもクソもなくなってしまう。
なので小さな音でソレらしく音作りしなきゃならないんだけど、そうなるとエフェクトペダルに頼ることになるのだが、知ってる人ならわかると思うが、歪み系のエフェクトって相当ちゃんとしたの使わないと、音やせしたり、引っ込んだりしてまぁ、使いものにならないんだよね。
それに、ピッキングのニュアンスとか、空間系のエフェクトのかかり方とか全然変わってくるんで、できるだけアンプに直接に近い形でギターを接続したい。
そんな時に、このアッテネーターを使えば、アンプのボリュームをフルアップにしても、音色を損ねること無くボリューム調節ができるってスグレモノ。
しか〜し、今時。
マスターボリュームの付いてないアンプなんか、殆ど無いわけでして。w
オレみたいに、古いマーシャルでも使ってない限り、今時はマーシャルにもマスターボリューム付いてるんで、このアッテネーターってのは必要ない。w
でもね、この古いSUPERLEAD100(1959)のこの音は、他のどんなアンプにも出せないナチュラルなディストーションサウンドが出せるんだよね。
オリジナルは60年代まで遡る。
当時は今みたいにPAシステムが発達していないので、大きなコンサート会場でもアンプから直接出てる音で会場内をフォローしようとしてたわけ。
だから、巨大なスピーカーボックスを装備し、大出力のスタック型アンプと言われる大型アンプが発達したんだ。
所謂、3段積みマーシャルってやつ。
他のメーカーでも似たようなスタック型アンプは出てたが、マーシャルほど堅牢性が高く大音量が出せるアンプは他に無かった。
ここでのキーワード「大音量」。
当時はこの大音量を目出してたので、大型スタックアンプが重宝されたが、現代はPAシステムが発達し、大音量アンプはむしろ敬遠される。
適度な音量で、コントロールのしやすいアンプが持て囃されている。
でもね、この昔の大型アンプが出していたナチュラルなディストーションサウンドは、現代のモダンアンプじゃ中々再現できない。
オレのは、オリジナルの60年代のものではなく、90年代初頭に作られたレプリカなんだけど、内容は70年代初期のドンズバで、人気のプレキシのリイシュより後の仕様を再現している限定生産品なのだ。
特徴は、4つ穴+3本のプラスチックレバースイッチ。
プレキシレプリカはメタルのスイッチが2本のタイプなので、オレの3本仕様とは回路が違う。
3本スイッチはコレじゃなきゃ出ない音がするんで、プレキシよりもオレはこっちの方が好きだ。
70年代後半に入ると、この3本スイッチが、3連のタンブラースイッチに変更されるのだが、内容は殆ど同じなので、3連タンブラーでも4つ穴ならこの音はまぁ出せるはずです。
でもどちらにしても、音量がハンパ無いので、今時の狭い会場じゃ使いづらいことこの上ない。
そこで、このアッテネーターが登場するわけ。
ま、モダンアンプ使えば解決みたいな話も出るけど、このCLASSICLEADの音はそれじゃ解決しないんですね。www
で、過去色んなメーカーから、このギターアンプ用アッテネーターが発売されたが、概ねどれも5万前後の値段がして、費用対効果を考えると高いと言わざるをえなかった。
殆どの製品が、セラミック抵抗とトランスを組み合わせた、オーディオ用のアッテネータの応用で、確かに音量は下がるのだが、下がり方が極端だったり、音量だけじゃなく、高音成分も下がる俗にいう、「ハイ落ち」が激しくて、ストレートにアンプの音を求める人には正直使えなかった。
オレもいくつか試したが、どれもハイ落ちがキツくて、結局エフェクトで音作りしなきゃ使えなかった。
オレが求めていたのはそうじゃなくて、ノーエフェクトのアンプ直でも本来の音色を損なうこと無く、純粋に音量だけ変化するものだった。
言葉にすると簡単だが、コレを電気的に再現するのは実はかなり難しいのだ。
つまり、使用する抵抗が、電流のどの部分を減衰させるのかに寄って音色が著しく変わってしまうのだ。
理想は、周波数に偏らず全域に対して平均して減衰するものなのだが、実はコレだと問題が有る。
人間の耳は其のようには出来ていないのだ。
大音量だと、聞こえづらい高音成分や、低音成分も聞こえるが、音が小さくなるとそう言う聞こえづらい部分から聞こえなくなってくる。
だから平均して音量が下がると、元の音よりも高音成分が余計に減ったように聞こえて、所謂「ハイ落ち」状態に聞こえてしまうのだ。
それを補正するために、アンプのコントロールで音色を調節してしまえばいいのだろうが、ソレだと本末転倒してしまって、本来の求めるものとは違ってしまう。
じゃ、どうするのか…。
抜けの良い中音域(500hz〜1Khz辺り)を中心に、上も下も真ん中に比べてあまり減衰しないほうが、人間の耳には素直に聞こえるのだ。
この設定はかなり難しい。
測定器で測っても中々その定数は決められない。
むしろ感覚、つまり自分の耳を信用したほうが、容易にそのサジ加減はつかめるだろうが、それにしても良い耳を持っていないとそれも難しい。
更に、それを再現できる電気的な知識と技術が必要でね、言葉にするほど簡単じゃないわけ。
だから、オレもほとんど諦めていた。
以前に買った中古のGB−Ⅲも当然の様にハイ落ちして使えなくてずーっと放置していて、もうアンプをモダンアンプに買い換えたほうが早いかなと思うほどになってた。
で、その放置プレイだったGB−Ⅲを旧友のH.I.D岡氏に渡して、「これ何とかならんかなぁ〜」とボヤいたのがかれこれ半年前。
「ま、やってみますか…」と請け負ってくれたので、オレの注文をひと通り伝えた。

1)無段階に音量調節が出来るのが理想だが、難しければ、数段階の切り替え式でも良い。
ただし、最低音量は元の音量の半分で、ソコからフルボリュームまで4〜5段は欲しい。
※インピーダンスは16Ω固定で良い。
だって8Ωとかまず使わないもの。w

2)ボリュームを下げてもハイ落ちしないこと。
まぁ、構造上絶対に落ちない訳はないので、つまりは許容範囲に収めて欲しいって事。
※許容範囲ってどの位?みたいな話も出たが、ソコは岡に任せた。
注文はこの2つだけ。
でも最高に難しい2つの条件。
オレも、まぁエンジニアなので、回路もわかるし、電気もいじれる。
だからこの条件の難しさを知ってるし、それをクリアするコトの大変さも知ってる。
H.I.D岡氏は、半年かけて文献をあさり、回路を設計し、部品を厳選し、テストを繰り返し、やっと仕上げて持ってきた。
早速スタジオに持ち込んで、テストをすることにした。
ヘッドアンプは、マーシャル1959SUPERLEAD100のレプリカ(90年頃の限定モデル)。
キャビネットは、75年のキャビネットに、最近のセレッションのグリーンバックを4発仕込み、配線は岡氏がカスタマイズしたもの。
アッテネーターとキャビネット・ヘッドアンプをつなぐスピーカーケーブルも岡氏のオリジナル。
何を使ってるのかオレは知らんので、興味ある人はH.I.Dの岡氏へ直接問い合わせてくれ。w
つないで、とりあえずノーエフェクトで音を出す。
アッテネーターはバイパス状態で音を作る。
そして、まずイキナリ一番小さな音量(つまり半分)を試す。
オレ:「(・∀・)!」正直、驚いた。
凄くいいじゃんコレ!元々岡氏に渡したものは、CREWSのGB-Ⅲってやつなのだが、コイツはつないだ時点で既に50%減衰してしまう。
GB-Ⅲで、ソコからボリューム0迄を無断階調節するものだった。
しかも、ハイ落ちしまくりで正直全く使える気がしなかったのだ。w
で、お蔵入りしてたわけだ。
さらに先日、元祖ギターアンプアッテネーターのROCKMANのPowersoakをサーベル木下師匠に借りて試してた。
これもやっぱハイが下がってしまうし、減衰度合いがどうにもしっくり来ない。
しかも音質変化は思った以上に激しく、オレには使えなかった。
他にもEX-PROとか、KOCHとか、試せるものは試した。
ま、EX-PROの奴は、他のと違ってトランスを使って減衰させており、噂通り音質変化は少なかったが、値段が半端ない。w
メーカー希望小売価格が73500円もするのだ。www
この値段で音悪かったらむしろ怒るよな。www
CREWSは一番安くて29800円だった。
ほかは概ね5万円台なので、消して安くはないんだが、やはり抵抗式は音質変化が激しくて、正直実用に耐えられないのだ。
で、H.I.DPDA-1KH(笑)はですね…。
殆どハイ落ちを感じさせない。
かなり良い感じの周波数帯が減衰してるらしく、音量下がってるのに篭った感じがしないのだ!!!抵抗式なのに、この音質はちょっとスゲーよ。
これ、かなりポイント高い!!少なくとも、過去試した著名メーカーのどの機種よりもハイ落ちしない。
よしよし!いいじゃんいいじゃん!つまみも、要望通り5段階+バイパスを備えている。
メーカー製にあるようなヘッドホン端子とか付いてないが、現場で使う前提なのでむしろ要らない。w
それよりも、ギターやアンプをフルボリュームにしても、アッテネーターで減衰してコントロールできるって方が重要。
CREWSの0〜50%って意味わからん。
むしろ、100%〜50%とかにすべきだろ?家庭内ユース前提なのだろうか?どう考えても、ボリューム0なんて、現場じゃ必要ない。
なんせ0にしたいならギターのボリューム0にすりゃいいんだから。
それよりも、フル〜50%位を細かく調節できたほうが、実用性は高い。
H.I.D製PDA-1KHは要望通りの仕様で、要望通りの音がする。
CLASSICLEADの本来のクランチを存分に楽しめた。
これでやっと、大好きな4つ穴マーシャルを好きなように使える。
嬉しすぎる!www
普段はスタジオに据え置きのJCM900を使ってたのだが、このSPL100は、ピッキングのニュアンスも、指のタッチも、何もかも忠実に再現してしまう。
その分、コントロールする楽しさがあるが、同時に下手くそなのがバレる。www
ちゃんと練習しなきゃ!って気持ちにさせられるし、上手く決まった時の爽快感は、JCM900じゃ得られない。
最近は、これもH.I.Dから仕入れたZOOMのG3ってマルチエフェクトを使ってるが、今までCJM900様に設定していたエフェクトが全部掛かり過ぎに聞こえる。
概ね50%まで落としてるのに、アンプ直の抜けは殆ど損なわれてない。
JCM900用のデジタルエフェクトの空間系が掛かり過ぎで耳につくほど抜けるのだ。
入れ物こそ、GB-Ⅲの黄緑のケースそのまま流用してるけど、中身は全く別物。
しかも、要求通りの仕様設計なので、汎用品じゃ出せない音が出ます。
4つ穴SPL100フリークの方は、これ作ってもらったら良いですよ。
現代のPAシステムにマッチさせつつも、あの往年のマーシャルサウンドを使えるんですから。
もうね、自分のSPL100を存分に使えるなんて夢のようです!モダンマーシャルの紙破いたみたいな音とやっとおさらばできます。www
こうなると、TDCもちゃんとセッティングしたくなるよね。
でも、このTDCは師匠からの借り物なので、返さなきゃいけないのだ。
(泣)なんとか手に入れたいな、TDC005其の名もCLASSICLEADだからな。www
まるでオレに使ってくれと言ってるような名前だし。
bordコイツも、メーカーサイト見ると、著名ギタリストがべた褒めしてる。
ま、酷評するエンドーサーが居るわけもなく、皆いいこと書いてるに決まってるのだが、実際に使うとコイツも、只者じゃなかったからな。
ビンテージの4558を2つも使ったODだけど、コレも痩せない。
メーカー曰く、80年代の艶あり4558DやDDを使用していて、部品ストックが無くなればそれで生産終了とか言う、贅沢品だ。
過去の4558系とはちょっと違う「LM308じゃねーの?」って思うようなザラつきがあるが、所謂308系よりもマイルドで、良い感じにクランチしてくれる。
またODにありがちな低域の減衰も少なく、踏んだ途端に痩せ細ることもない。
さらに3バンドのイコライザー装備でしかもミッドはパラメトリックになってる。。
ODとしてもブースターとしても良質な物なので、コイツもラインナップに入れたい。
これでかなり積極的な音作りができるので、多分今後重宝する事になるはずだ。
で、ディストーション使うときは、ドラゴンドライバーね。
写真には載ってないけど、あの小林信一先生監修のディストーションね。
アイツを組み込んで、モダンヘヴィーネスサウンドの研究もしたかったんだが、今までアンプが固定せず出来なかったんだよね。
けど、コレでやっと色々試せる環境が整ったよ。
次のライブまでにセッティング決めなきゃな〜。
(ワクワク

とうとう念願の「ZOOM G3」が届いた。w

ここ最近、欲しくて仕方がなかったZOOMのマルチエフェクターG3。
なんと、H.I.D SoundWorksの岡さんの紹介で、ZOOMさんから支給して頂きました。
この場を借りて、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。

で、なんでいまG3なのかって話なんですが…。

数年前からエフェクターの老朽化に悩んで、時流に乗ってマルチエフェクターを採用しようかと画策していたのだが、その音のクオリティーがまだまだ子供だましレベルだったので、ずーっと見送っていた。

オレのマルチエフェクター歴は、思い起こせば今から20年ほど前、BOSS SE-50 ってのが最初に買ったマルチエフェクターだ。
当時は、足元に置くタイプのマルチエフェクターってのは、まだ出てなくて、ラックマウントして、そこからペダルボードを引っ張ってきて操作するものだった。
なので、エフェクト本体の他に、ペダルボードを買わなきゃ使えないんで、割りとハードル高めの商品で、本体もマトモに買えば十数万は当たり前だった。

そんな時代に、ハーフラックという、一般的な19インチラックの半分、9.5インチサイズのラックマウントエフェクターとして、当時としては破格の59,800円で発売されたSE-50は、もう飛びつくように買った。

使ってみると、空間系の音は当時素晴らしいと思ったが、歪み系の音は、HR/HM系では正直使い物には成らない感じで、空間処理専用になってしまった。
パッチの切り替えの時に、0.3秒ほどの無音状態になりそれを避けるため、信号をパラレルで送って、その片側につないでみたりと色々工夫して使っていた。

しかし、ラックエフェクターをステージに持ち込んで演奏するのはオレ的に非常に面倒なのだ。
まぁ、当時はラックエフェクター全盛時代で、マーシャルアンプの横に、負けないだけデカイラックエフェクトを置くのが通だった。w
でも、オレはそんな財力もないし、そもそもそんなデカイもの持ち込むのが面倒すぎて、なんとか最小限の機材で好きな音を出したかった。

なので、ラックマウントエフェクターは世間より一足先に、オレの中でのブームが去った。www

あれから20年。
BOSSのコンパクトエフェクター(ボスコン)を中心に、いろんなエフェクターを使ってきたが、コストパフォーマンスでBOSSに敵う製品は過去存在していなかった。
お金を出せば、そりゃいい音がするエフェクターはいくらでも買える。
しかし、最前線のプロミュージシャンでもない限り、そこまで機材に金はかけられない。
そうなると、1個1万円そこそこで買えてしまい、かつ一定のクオリティーを保っているボスコンがベストセラーになるのは言うまでもない。
その後は、海外のトップミュージシャンも使い出して、今やボスコンはMXRを差し置いて世界標準となったと言っても過言ではないだろう。

なので、相変わらずボスコンオヤジなのだが、ここへ来てなんとか足元を簡略化して、なおかつ多様なシチュエーションに対応できるエフェクトが欲しくなった。

こうなると、ボスコンやブティックストンプを並べてるだけじゃ、「多様性」と言う部分で限界がある。
しかも、場面で繋ぎ変えたりを繰り返すため、痛みも早いし、余計なエフェクトを常に持ち歩く事になってエフェクトケースが重い。w
パッチケーブルの接続も増えるのでその分接触抵抗も増えるし、思わぬトラブルの発生率も上がるわけだ。

そこで、20年前に諦めた「マルチエフェクター」構想が再燃するわけだ。

まずは、定番のBOSSシリーズを試した。
確かに、安定のサウンドで使い勝手もよく楽なのだが、デカイ。w
小さいのもあるが、小さいのは初心者向けというか音がしょぼい。

それでも、GT-5とか今でも十分結構いい音で使えるんですよ。
そんなボスコンオヤジだったオレが、BOSSを捨ててなんでZOOMになったのか…。

で、オレが探していたのは…

1)小さい。
2)3種類以上の効果を1台でコントロールできる。
3)ライブでの使い勝手が良い。
4)セッティングや作りこみが直感的に出来る。
5)音のクオリティーは今以上下げたくない。
6)そして何より重要なのは、安い!w

で、この条件にハマったのが、ZOOM G3 だったのです。w

まず、「小さい」これは譲りたくない。
今回の、ZOOM G3は、小さい。
ストンプ3個分の大きさだ。

「3種類以上の効果」については、マルチなんだから当たり前。
他の小型マルチに比べると、同時使用出来るエフェクトの数も多い。
他社の小型マルチだとエフェクト同時使用3〜4つってのが殆どで、G3の様に、1つ〜6つまで自由にセレクト出来るってのは意外と少ない。
しかも、同じエフェクトを6台並べることも可能だし、全くエフェクトが入ってないパッチを作ることも出来る。w
(何の意味があるかわからないが…w)
これはアイディア次第で面白い使い方が出来るってことだ。

「ライブでの使い勝手」については、他社の小型マルチでは、パッチを呼び出すとそのパッチを呼び出して終了ってのが多い。
つまり、スイッチが3つ有るとすれば、バンクセレクトを除いて3種類のパッチを呼び出して終了か、ストンプモードにして3種類のエフェクトを個別にON/OFFするかどちらかを選ぶことになる。
まぁ、事前にセッティングを考えておけば対応はできるが、これはちょっとライブでは使いづらい。
例えば、数台のエフェクトが繋がってるエフェクトセット(パッチ)があったとする。
その中の1つか、2つだけをON/OFFしたい為には、それが、ONやOFFになってるパッチを組んで、パッチ単位で切り替えるしか無い。

これは、使ってみると分かるが、ライブとかでは相当マルチ慣れしてないと使いづらいのだ。
ところが、G3は、パッチを呼び出した後、そのパッチの中のエフェクトを個別にON/OFF出来るのだ。
まぁ、今時の大型マルチだと当たり前だが、このクラスのマルチとしては省かれがちな機能なので、ありがたい仕様になってる。

「セッティングや作りこみが簡単にできる」ってのは、マルチってのは基本事前に音作りしなきゃ使えないものなのだが、まぁ現場で微調整ってのはどうしても必要だ。
その度に、メモリー呼び出してパラメーターをボタンやジョグダイヤルなどで調節すりゃいいのかもしれないが、そこはアナログにつまみを回して調節したい。
これが、いつでもそこにストンプペダルがあるかの様につまみが3つほど並んでいる。
回せば液晶画面に操作が出てきてわかりやすい。
これは、会場毎に違うアンプを使わなきゃ成らないアマチュアギタリストには優しい仕様になってる。
もちろん、オレみたいな自分のバンドだけじゃなく、他所様の会場でギターを弾く場面が多いギタリストにも重宝なのだ。

「音のクオリティーは下げたくない」
当たり前だよな。w
エフェクトを通すことで何かが失われるのは仕方がないことだが、失うモノは最小限に留めたい。
札幌の菊水にあるtwo-fiveって楽器屋さんで試奏したんだが、十分に使えるしクオリティーも高い。
恐らくライブは勿論、デモCDレベルのレコーディングならこれ1台で十分イケるだろうって判断。

で、最後に「安い!」。www
これは素晴らしく安い。
例えば、ボスコンで、デジタルディレイとコーラスとリバーブを買うと幾らになるか…?
CE-5、DD-7、RV-5辺りを買うと、約4万円弱になる。
3つでこの値段なのだ。
対してZOOM G3は、23100円で、同時使用6種類、合計94種類のエフェクトと、9種類のアンプシミュが使える。
どう考えてもめちゃ安い。w
とうとうボスコンのコスパを超えてしまった。www

で、オレはこのG3の評価はどうなのだろうかと、知り合いのプロギタリスト達に聞いてみた。

すると…

なんと、全員使ってた。www

しかも、かなり評価が高い。
まぁ、その内の一人はZOOMさんのエンドーサーなんだが…。www

エフェクトは好みもあるが、プロの現場で十分使えるポテンシャルを秘めてるのに、安くて使い勝手が良いと。
USB接続でオーディオインターフェースにもなり、バランス出力もあるので、ちょっとしたレコーディングにもすぐ使えて便利だという。

なるほどってことで、早速物色開始。
先日、ドラゴンドライバー買ったばかりで、財布が厳しいので、中古でもいいから安いやつ!とか思ってたら、今回ZOOMさんから支給されまして、なんと最高の誕プレになってます。w

早速スタジオで使いました。
正直、まだ使いこなせてません。www

でも、良い感じです。
細かい操作に慣れれば、かなりGoodなアイティムになることうけあいです。

これで、とうとう足元からBOSS製品が無くなりました。
長年連れ添ったボスコンですから、若干寂しさもありますが、これで老朽化から救われました。w
ZOOMさんありがとう!w

IMG_0219.JPG

でも、VP位は復活予定。www
そんな感じのwktk状態です。www

DragonDriver 入手!!!www

で、入手しました。
DragonDriver。
dd.jpgdd2.jpg

前回のBlogで、ある程度のレビューはしたんですが、今度は実際にボードに組んでスタジオへ出かけました。w

足元はこんな感じ。

bord02.jpg

左から、MORLEY VAI-1、KORG TUNER 、DragonDriver(以下DD)、ARION DIGITAL DELAY、EIRNIEBALL VP。

ギターはこれ。
JEM7V_WH.gif
Ibanez JEM 7V

アンプはこれ。
top_L.jpg
Roland JC-120

セッティングはですね…。

JC-120は、Treble、Middle、Bassともフラット。
Reverbは、2.5位。
Chorusは、Depth6、Speed0な感じ。

足元のDDは全部フラット。
Delayは、テキトー!w
多分、280ms位にリリース4回位の、20%ミックス程度だと思う。

で、色々書くより聞いた方が早いと思うので、これを…w
あ、プレイが下手くそ!とか言わないでね。心折れるから。w

これで思ったこと。

「結局オレの音じゃねーか?w」

ってこと。
つまり、DDで小林信一になれる訳じゃないんですわ。w
やっぱ、鍛錬は必要でね。www

でもこいつは重宝します。
ただし、大型スタックをクランチさせてる人はコレあまり使い道ないかも。w
こいつは、小型アンプしか無い会場とかで、大型のチューブスタックのような、ディストーションサウンドが欲しい時に使う感じでしょうね。
つまり、ライブハウスのMarshallにこいつ繋いでもあまり嬉しくないってことです。
ただ、後述する使い方だと使い勝手は良いですが…。

まず、特徴的なのは、トーンコントロール。
フツーのディストーションのトーンコントロールって、単純に高音域を削るだけでしてね。
ちょっと凝ったやつでも特定周波数を増減するだけって感じですよ。
でも、コレはなんつーか、トーンってよりも、アンプシミュレーターのスピーカーキャビネットを選んでるような気分になります。

一番絞ると、大型フルレンジ1発のコンボを歪ませたような音になって、センターで定番の12inch4発のモダンスタックキャビネットを使ってる感じ。
目一杯上げると、10inch1発の小型コンボを歪ませてるような感じで、イコライザーってよりは、スピーカーセレクト的なニュアンスを感じました。

コレはなんか画期的だなぁ〜と…。
興味が湧いたんで、中を開けてみました。

品番を消された石(IC)が2個。w
基板回路からすると、多段オペアンプのフィードバックにダイオード噛ませてクリップしてるんだろう。
クリップ方式はBOSSタイプ。つまり両切り。w
ま、OD系定番の回路構成ってことですわ。
一方のICで歪ませて、もう一方のICでトーンとブースターを兼ねてる感じでしょうか。

しかし、ICが違うらしく、定番の4558系のサウンドではないですね。
むしろ、308や072とかの低電力系のアンプをオーバーロードさせてクリップさせてる感じ。
それに、さらにフィードバックにダイオードクリップ使って倍音足してるてか、余計なのを削ってるってか…。
ダイオードはガラス管使ってるので、こいつをシリコンに変えるとオレの好み系の音になるんだろうかと思案中。w

音の方向性は、OD-1ってよりは、TS-9。
4558ってよりは、308系の歪み方ですかね。
072って選択肢もあるけど、昔いじったRATに似てるなと。
なので、308系じゃねーかと予想するわけです。w

違ってたらごめん。w

で、ここで問題発生
EIRNIEBALLのVPの音痩せが我慢出来ない!w

うちへ帰って配線しなおし。

wire.jpg

右がオリジナルの線。
か細いてか、あからさまに音悪そう。w

で、左が交換したベルデン。
ま、幾らかマシだろうと思ったんで交換。

そして組み上がったボードはコレ。w

bord01.jpg

空間系はボスコンです。
この部分は、近々ZOOM G3に取って代わるでしょう。w

今度のアンプは、Marshall JCM-900!

セッティングは、Aチャンネル使用して、Treble Middle Base はフル!w
Presenceは2。GAINとMASTERは4位。
Reverbは2位。
BOSS CE-3は、RATE0、DEPTH6程度。

おー!良い感じですぅ〜!w

まぁ、JCM-900ならBチャンネル使えばOKなんでしょうけど、Bチャンネル特有の紙破いたみたいな「音痩せ感」を感じないで、歪ませれるので、Aチャン+DDってのは、アリかなと思います。
必要応じてクリーンも使えるという裏ワザも出せますからね。www

ま、コレは考え様によってはいろんな場面で使えますな。
オレみたいに、自分のバンド以外でもいろんな場面でギター弾く機会があると、こういう小物は重宝します。
マルチのディストーションはまだまだ実用レベルじゃないんで、歪み系はこういう小物が便利です。

ま、値段は「小物」じゃないですけどね。w
ちょっとしたUSBインターフェース内臓のマルチの方が安いですからね。www

そんな感じで、楽しい時間はあっという間に過ぎてゆきます。www

小林先生!
こいつ、最高です!!
で、例の個体差を知りたいんで、もう1個下さい!www

ドラゴンドライバーを試奏してみた!w

あの地獄のテクニカルトレーニングシリーズでお馴染みの、小林信一先生監修の歪エフェクター
 DRAGON DRIVER を試奏してきました!
以前に、小林氏から「今度エフェクター出るんですよ。」って話を聞いて、ずーっと気になってたんですよね。
で、製品化されて旭川のセミナー会場で小林信一氏が自らデモ演奏してくれた音が結構ヤバイ感じだったので、さらに気になってましてね。
でも行きつけの楽器屋さんにはしばらく入荷してなくて、どうしたかなと思ってたら、店頭に出してありました。


IMG_0015.jpg


ついでに、EHのNANO CLONEも試走しましたが、NANO CLONEはまぁ往年のヴィンテージコーラステイストで、オレにはちょっと使いづらいシロモノでした。
基本的な音は良いと思います。
独特のシャワランサウンド(笑)は好みによって分かれると思いますが、オレはダメでした。
コントロールはRATEのみ。
DEPTHやLEVELが無いので、効き具合を変えられない。
オレはもう少しウネリが少ない、昔のBOSSから出てたDC-2(Dimension C)みたいな方が好きです。

んで、メインのドラゴンドライバー。

その前に、オレの歪エフェクト履歴を紹介します。
最初に衝撃を受けたのは、EH 「BIG MUFF」

big-muff-pi.png

時は1978年。
既に、BOSSのDS-1は発売になってるが、こっちの方がプロっぽくてよかった。
音はいわゆるファズなんだが、当時のファズとしては随分とディストーションに近い方だった。

で、BOSS「DS-1」

DS-1.jpg

友達が買ってきた奴で、めちゃめちゃクリーミーで、「BOSTONの音がする!」って言ってたっけ。www
オレはその頃、MAXSON「D&S」を使ってて、よりマイルドな「D&SⅡ」に変えようか迷ってた、中2の春だった。www

maxonds.jpg

 

で、名機BOSS「OD-1」

OD-1

高校時代に入手して、しばらく使ってた。
アンプを選ばないし、丈夫で長持ち。
特にマーシャルとの相性は抜群でした。
ブーミーに成りがちなマーシャルスタックの中低域を適度にそぎ落とし、すっきりしたヌケの良い音にしてくれました。
SUPER LEAD100 1959 使いにはかなり重宝したエフェクターだと思います。
オレは未だに1959使う時は、世話になってます。w

社会人になってからは、大型のチューブスタック、つまりマーシャルアンプを使うようになったので、歪み系は補助的にしか使わなくなるんですね。
OD-1、SD-1、TS-9辺りの定番を気分で使い分けてました。w

OD-1BOSS-SD-1.jpgimages-1.jpg

時代は進み、大型スタック大音量〜小型コンボアンプで小音量へと変貌する中、オレはRoland JC-120をメインアンプとして使うようになります。
ただし、アンプ部分を取り出し、独立ヘッドに改造し、スピーカーキャビネットはベリンガーを改造したものを使ってました。
スピーカーそのものはジャンセン(フェンダー・アンプに純正で付いてるヤツです)を使い、クリーン重視の機材になるわけです。

なので、クリーンを使いつつもハードディストーションも使いたいとなると、もうエフェクトに頼るしか無い。
で、そのセッティングで最初に気になったのは、Bixonic「Expandora」

bixonic-expandora-130038.jpg
 

オーバードライブ、クランチ、ディストーションの3モードを切り替えて使うタイプで、中々良い感じだった。
更に、手元ボリュームで音量はもちろん、歪具合まで変えれるのがオレにはツボだったので、こいつを使ってる時期が長かった。
しかし、サウンドは荒い感じで、クリーミーな音ではなかったですね。

その後、STEVE VAIなどの個性派ギタリストに憧れることになって、もっとクリーミーに歪む音が欲しくなる訳です。
手始めにワウをMORLEY「Bad Horsie」に。
そして歪は、Ibanez「Jemini」

jemini.gif

こいつは、オーバードライブとディストーションの両方を1台に凝縮した中々使い勝手の良い歪み系です。
これだけでVAIサウンドが作れるかといえばそんな訳ありません。w
Jeminiは、やっぱLEGACYアンプあってのJeminiらしく、他のアンプで使うと癖が強すぎて言うほど良くないのです。

で、最終的に潰しの効くBOSS製品に収まるわけです。
BOSS「MD-2」「SD-1」

BossMD-2Big.jpgBOSS-SD-1.jpg

丈夫で長持ち。万一壊れても、そこらの楽器屋で容易に手に入る。
音もまぁ標準っちゃ標準。
この、どこでも買えるのは非常に重要。
特にツアーなんかやるようになると、トラブルが起きた時に、代替えがすぐ用意できるのが強み。

大音量が要らなくなって、クリーンとディストーションを使い分ける場面が増えてきた訳です。
※ちなみに自分のバンドでは相変わらず、マーシャルスタック愛用してますが…。w

で、この組み合わせは、全部OFFで、クリーン。
SD-1だけONで、まぁオーバードライブ〜クランチな感じ。
MD-2だけONで、ハードディストーションでバッキング。
両方ONで、ソロとかそういう感じなんですけどね。
これ、ハードディストーションはクリーミーに、オーバードライブはエッジーにとか、臨機応変な対応が出来る反面セッティングが微妙で、ちょっと間違うととんでもない音になるわけです。w
この辺は、Jeminiも同じで、完全に2個の個体をつないでるだけなので、どうしても両方のセッティングバランスを考えなきゃならなくなります。

で、やっと DRAGON DRIVER の話になるわけですが…。
このセッティングのイージーさってのは、完璧にクリアされてます。
さすがプロ用機器!


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みて分かる通り、各種モディフィケーションで有名な、E.W.SのBD-1の更なるModify版ではありますが、そこは小林氏が監修してるだけあって、オリジナルBD-1のブルージーなトーンに加えて、よりハードなディストーションサウンドを得意とする仕様に生まれ変わってます。
もちろん、製造はE.W.Sで、販売はシェクターだそうです。

コントロールを左から説明からしますと、

左のスイッチ:BOOSTスイッチ
左の摘みから:VOLUME、TONE、GAIN
右のスイッチ:EFFECT ON、OFFスイッチ

となってます。
基本はディストーションなんですが、GAINの調節でかなり広範囲なサウンドメイキングができます。
最小にするとオーバードライブ的な歪。
つまみを上げると、徐々にディストーションがかかり始めますが、そのサウンドは今までの量産エフェクトには無いタイプの歪み方です。
過去の量産品だと、サウンドキャラクターは変えずに歪だけが変わってゆく感じでしたが、こいつは、サウンドキャラクターまでその歪に合わせて変わってゆく感じですね。

これ、良いような悪いようなと思うかもしれませんが、例えば軽い歪で聞きたいトーンニュアンスってあるじゃないですか。
割りとしゃっきりした感じの、小気味よい音っですよね。
逆に、ハードディストーションでしゃっきりされると、耳に刺さって痛いわけです。
つまり、キャラクターが変わらないで歪だけが変わると、使える部分って限られるんですよ。
でも、歪に合わせてトーンキャラクターも変化すれば、全域で使えるってわけです。
もちろん、好みもあるので万人ウケするとは限りませんが、オーバードライブ的な軽い歪から、クリーミーな歪を経て、ハードなディストーションまで、とバリエーションが広い。
これは、1台で済ませたい人にはたまらん仕様です。

今までは、オーバードライブ、ディストーションなんかを別な機材で補ってたんで、その分、エフェクトの数が増えて音質劣化は当たり前に諦め状態だったんですがね。
これだと、歪み系は1台しか通さないので、音質劣化も1台分で済む訳です。

そして、TONE。
これも可変範囲が広い
かなり篭った感じから、ジャキジャキサウンドまでを演出してくれます。
GAINとの組み合わせで、通常使いそうな音は殆ど作れます。

で、BOOSTスイッチ。
こいつは、ONにすると中域をグイっと持ち上げて、ほんの少し音量もアップします。
ソロパートを弾くには調度良い感じに盛ってくれます。
バッキングから、ソロに移るときもうちょっと!って感じがこのスイッチ踏むだけで出せるのは便利です。
ただ、中域の盛り上がり具合は個人の好みによるので、この辺は実際に聞いてみないと判断できないでしょうけど、オレはこういうの好きです。w

具体的に文章でどこまで伝わるかはわかりませんが、ちょっと弄った結果を書いておきます。

GAIN最小だと、エッジの聞いたシャリッとした感じの、TS-9的なちょっと歪成分が多い感じのサウンド。
あれよりももっとザラついてますが、TONEでザラつきは調節できます。

で、多分このドラゴンドライバーの真骨頂だと思われる中間部分のサウンド。
GAIN中間部分では、クリーミーなハードディストーションと、ロングサスティーン。
90年代以降のテクニカル系ギタリスト御用達のあのクリーミーなサウンドが簡単に得られます。
クリーム具合はTONE併用で、かなり調節の幅があります。
コーラスやディレイ、リバーブ等の併用で近代テクニカルギターのサウンドを簡単に作れます。
玄人の人でも、TONEを追い込むことで、独自のサウンドにすることも容易いとおもいます。

GAIN最大で、ギャンギャンのハードディストーションですが、よくある歪んでるだけの使えない音じゃないんです。
かなり良い感じで使えるんですね。
試奏したアンプはマーシャルだったんですが、当然完全にクリーンなセティングで、お店の中なのでそんな大きな音は出してません。
で、GAIN最大でかなり楽しめました。
弾ける人なら楽しくてしょうがないでしょうね、この歪を操るのが。w
オレも、試奏であることを一瞬忘れて、店内で弾きまくってしまいました。w

一言で言えば「TS系の歪みをディストーションレベルまで持ち上げた感じ」ですが、当然TSとも違う独自の音がしてます。
TONEとGAINの併用でサウンドバリエーションは無限にあるので、好きな感じを導き出すのは結構容易いです。
逆に言えば、摘みがどの位置にあっても使える音がします。

ちなみにこのドラゴンドライバーだけで、小林サウンドが再現できるわけじゃないです。w
むしろ汎用性の高い歪み系エフェクトじゃないかと…。
量産品なのに、海外のブティックエフェクトみたいなテイストってのがまた良いですね。

ただ、量産品と言えども、この小林モデルは今のところ限定300台らしく、次回ロットの製造は未定だそうで、店頭で見つけたら即買いしないと、なくなったら手に入りづらいそうです。
オレもこの試奏したブツがその店で最後の1台って事で、さんざん考えた挙句、取置してもらいました。w

コレ、届くのが楽しみですよ。

エレキギターの話。w

やっぱ、JEM良いわ。

ビブゼルの大野さんから譲っていただいたIbanez JEM 7V なんですが…。
ibanez_jem7vwhb.jpg
まだお金払ってません。(汗
※スミマセン!大野さん!(号泣)

で、前回のヴォイスワークスイヴェントで出動して以来、仕舞ってあったんですが、今回また登場するので引っ張りだして弾いてるんですが、コレがまた素晴らしい!w
てかこのギターあまりに弾きやすくて、コレ弾いてると他のギター弾きづらく感じて困るんですよ。
だから普段はあまり出さないんですが、結構高度なプレイが必要なときは、コレじゃないとキリリと弾けないんですよ。

なぜなら、抜けも立ち上がりも全然違う。
以前のRecallのメンバーに、「それ音イイね」と言われて、そうか〜と思ってたんですが、ま、「いい音」の定義が曖昧だからね、良し悪しは文章にし辛いんだけども…。

オレはプレーヤーなので、プレーヤーの立場からエレキギターの音の良し悪しを判断するに、大きく4つの要素があると思ってる。

1つは、響き(広がり)。

コレは、コードなんかを鳴らした時に、綺麗に聞こえるかどうかって感じの話ですね。
フレット音痴は論外の外。w
綺麗にチューニングできてても、コード弾くとなんとなく、濁ってていい気分になれないギターってあるじゃないですか。
ああいうのは、オレ的にはボツなんですよ。

まぁ、これも感覚勝負の話なんで、オレの感覚で許容範囲があって、その範囲内ならOKなんですね。

2つめは、サスティーン(持続)。

これは、単純に弦を弾いてそれが減衰して音がなくなるまでの時間の事。
長けりゃ長いほどよい…と以前は思っていたんですが、最近はある一定の範囲無いよりも長いと逆に使いづらく感じます。
だからといって伸びないのは嫌なんですね。w
コレも、自分の感覚で最低このくらいから、最高このくらいみたいな範囲に収まってればOKな話なのです。

この2点が合格していればオレ的に、とりあえずそのギターの音は合格。

そして3つ目は、弾きやすさ。

これは音には直接関係無さそうですが、結局弾く人間の弾きやすさは音色に影響するんで、無関係ではないんですね。
弾きやすくないとイイ音は出せない。
ネックが真っ直ぐで弦高も響きを殺さないギリギリまで低いってのが合格条件です。
これが満たせないギターはいい音でも、ウチのギター部屋から短期間で旅立ちます。w

最後4つ目は、音の速さ。

なんのこっちゃ?と思うかもしれませんが、ギタリストならわかると思います。
弦を弾いてから、音が出だすまでの時間がどの程度短いか?ってことですね。
コレが短いほど良いのです。
ま、多少遅いほうがブルージーなプレイはしやすいんですが、それだと早いパッセージはグチャグチャに聞こえちゃうんですね。
概ね、ネックに硬い材料を使ってるギターは音が早いですね。
更にボディーまで硬くすると音が早くてもなんか響きが悪くなってしまって偏っちゃうんで、オレは嫌いですけど。

で、JEMはどうなのかと…。

ウチにあるギターでは最高のバランスです。w

響きは、もっと響く奴もあるんですが、エレキギターとしてはこの程度が使いやすい。
サスティンも長すぎず短すぎず。
多分、オレ的には一番好きな、コントロールしやすい長さです。
弾きやすさは、かつて「スーパーウィザードネック」と呼ばれてた、幅広極薄ネックが大好きなので完璧です。
しかも、フィンガーボードのRもまるでクラシックギターみたいに平べったくてテクニカルな物でも弾きやすいです。
で、何より感動したのは、「速さ」ですね。

もう、弾く前から音が出てるんじゃないか?w と思うほど、早いです。

音を出そうと思う -> ピッキングする -> 弦を弾く -> 弦が振動を始める -> 心の準備が整う -> 音が出だす

みたいなプロセスがあるとすれば、JEMは、

音を出そうと思う -> 音が出だす!www

「あれ?オレ弾いたっけ?」って思うほど早いです。
自分の心の準備が出来る前に、音が出る感じです。www

コレがウチのギターの中では一番早いですね。

この気持ちよさは、使ったことのある人じゃなきゃ分からんでしょう。
当時30万ほどしてた高級ギターですが、伊達に高級じゃないですね。

作りもしっかりしてるし、精度が高いというか、さすが日本製で合わせも何もかも寸分の狂いもなく収まってて、全部が均一に響きだす感じがたまりません。
安いギターにありがちな、「どっかビビってるよね?」とか、「なんかガタつくね。」とか、そういうのは一切ありません。

カチっとした作りで、まるで、金属の削りだしでできてるんじゃないかってほどカチっとしてます。
メカニカルな感じがとっても素敵なギターですね。

さて、練習しようっと。www

ヴィンテージギターとか…

前から思ってたんだが、「ヴィンテージ」の定義ってなんだべ?
「中古」とは違うよね。
最近は下火になったっぽいけど、「ジャパンビンテージ」とか言われるギターもあったけどさ。
結局、どういう意味合いなのかって検証をしてみる。w

まず、オレ的な定義を言いますと、一度でも人手に渡れば、すべて中古。
その中古の中から、20年位上前(今だと80年台以前)に生産されているオリジナルモデルはオールド。
そのオールドに中から、特定年代のモデルをヴィンテージとして扱っている。
※ジャパンビンテージは一部の例外を除いて存在そのものを認めてない。w

オレはこんなかんじだ。
この考え方は、以下に大手ショップの考え方に似てる。

某大手ビンテージギター取り扱い店の店頭を覗くに、20年以上前に製造された海外オリジナルモデルは一律「オールド」とし、それより若いモデルは「中古」としているようだ。
で、その「オールド」のなかの特定条件を満たすモデルは、「ヴィンテージ」として扱われてるっぽい。

つまり、中古<オールド<ヴィンテージ の順に高価になっている。

ヴィンテージと呼ばれる条件は…

1:改造などのないオリジナルファクトリーコンディションであること。
2:特定年代の製造、もしくはそれに準じた内容で生産された前後の年のもの。

らしい。

例えば、ストラトなら57、62、68、70、72年辺りは、ヴィンテージ扱いで、それ以外はオールド、または中古扱いみたいだ。

ちなみに、オールドやヴィンテージにカテゴライズされるはずのものが「中古」として出ている時は、

1:大幅な(木部を削り込むような)改造が施されている場合。
2:リフィニッシュされている場合。
3:パーツの半数以上がオリジナル、純正パーツじゃない場合。

但しこれにも例外があるらしく、レスポールの58年や、ストラトの57辺りは、ボディネックとピックアップが無事なら、リフィニッシュ程度では、格下げにはならないようだ。

あと、レスポールに多いのだが、ネック折れ補修は、ダメージとして値段に響くが、これも格下げにはならないようだ。

オレの中では、補修は補修であって改造ではないので、格下げにはならないが、ダメージとして価格には影響するって考え方だ。
ただし、補修ってのはオリジナル状態に可能な限り復元してある状態のことで、同機能の別仕様のパーツを使用した場合は改造とみなす。

例えば、ピックアップの交換とかがそうだ。
オリジナルから、リプレースメントメーカーのピックアップに交換とかは、改造とみなす。

ポット類は判断が難しい。
オリジナルと同メーカー同モデルが使われていれば、文句なく補修だが、違うメーカーのものが使われている場合に判断に開きが出る。
CTSの代わりに別メーカーのポットがついてたら、直ちに改造かと言われれば、そうでもない。
状況判断で結構開きができる。
その他のハードウェアは概ねオリジナルと同型なら修理とみなしてしまう。

フィニッシュもね、ビンテージとして扱えるのは、20年以上前にリフされてればまぁ認めようかなって気持ちもある。
それ以上最近のリフは認めたくないね。
なんせ、風合いが変わってしまうんだから。

あと、フレット交換。
これは、例外的に、打ち替えたらアウト。
なぜなら、木部(フィンガーボード)に直接影響し、フィンガーボード無加工では交換不能なので、これは改造とみなしてる。

特に、ビンテージとして微妙な時期(70〜80年台)のモデルは1発アウトですわ。
60年代以前のモデルなら、オリジナルに近い状態でのフレット交換なら、補修で認めようとは思うけど。
70年代以降はちょっとね〜。

もともと、70年代のモデルは最近までヴィンテージ扱いされてなかった。
ここ10年くらいで、70〜80年代も、ヴィンテージとして扱うコンセンサスができた感じなので微妙って表現を使わせてもらったけどね。

一応ね、ウチのヴィンテージは、Flying V が2本。

80年と81年。

80年台はヴィンテージとして認めない人もまだまだ多いんだけど、(オレも割りと認めたくない派)この時代のVはまだ70年台の流れを汲んだナローボディーなんだよね。
なので、83年まで生産されてる、カラマズー工場製のナローボディーで、ネックの仕込み角が浅いモデルは例外的にヴィンテージとして認めてる。

この判断は、某大手ヴィンテージショップでも同じみたいなので、まぁいいことにしてます。(笑)

iPhone と iRig

何の話かと言うと、「iRig」って知ってますかね?
こーんなヤツなんですが…

iPhone とか、iPad で稼動するアプリ「AmpliTube」を動かすために、エレキギターやベースを接続するためのアダプター的なものなんですが…。

これ、アプリが2300円とかで、アダプター「iRig」は5000円近くするんですよ。

まぁ、両方で1万円以下なのである意味安いのですが、おもちゃの値段としてはちょっと高いかなぁ~と…。
両方で5000円位なら買いなんだが…と思って躊躇してたんですよ。

まぁ、この「AmpliTube」ってアプリはフリー版もあるので、iRigだけ買えば使えるんですが、どうせならフルバージョンを楽しみたい。
となると、やっぱ予算的に…。

で、貧乏人の友、「自作」を考えるわけです。

iPhone のヘッドホン端子は実は4チップになってましてね。
先端側から、音声出力のL、R、アース、マイク入力 となってましてね。

このマイク入力を使って信号をiPhoneに送るんですよ。

しかしこれ、マイク入力なのでエレキギターだとインピーダンスが合わないんです。
しかも、調べてみるとこのマイク入力端子には、1.7Vのバイアスがかかってる。

ん~じゃ、FETかCMOSでバッファー組んでつないでやりゃいいのか…ってとこまではオレの頭でも判るんですが、肝心の回路がわからん。(w

つーか、定数がどの辺なのか想像もつかないので困ってたんですよ。

で、当然ググりました。

すると結構自作してる人居るんですね。
いろんな記事を参考にして、最終的に、FET2石方式が良いだろうってことで、それ用の回路をGET!

部品をそろえてきました。(w

で、これから製作に入りますが、ちゃんとできるかどうかはお楽しみ。www

出来た♪

ヘッドが折れてたレスポール。
mixi日記で一回出してるけど、つながりました。

元はアリアの6万円のレスポール。
ただし、76~77年頃のモデルと思われます。

一応パーツもあったんですが、錆び等で使える状態じゃなかったんですね。
で、パーツはそのうち~とか思ってたんですが、とあるギタリストの損壊したエピフォンレスポールがやって来まして、そのパーツを組み込んで復活させました。

このレスポールはそのとあるギタリストの元へ旅立つことが決定しております。
記念写真を撮ったのでBLOGに載せます~♪