【不動産】

庶民の不動産って、「自宅」ってのが圧倒的に多いんじゃないかな?因みに、オレは当然不動産など持ってない。てか、若い頃から興味もなかった。 その理由は…。

老朽化

これに尽きる。
自分が住んでるウチはまだ良いけど、自分が死んだらどうするか?
子供や孫が引き継いでくれるのか?
多分、それは殆ど無いと思う…。
子供や孫が余裕のある人達なら良いだろうけど、自分のことで目いっぱいな人たちだと、この放置してるだけでも税金がかかる不動産は重荷でしかない。

オレが小学生だった頃。
とある札幌の郊外の住宅地があった。
今もあるんだが、今の話は後ほど…。
で、その住宅地「駅前団地」と言われて、数百戸の建売住宅が並ぶ、壮観な場所だった。
しかし、その分譲が行われたのは、今から50年以上前なのだ。

つまりオレが小学生の時点で、その住宅地に住んでる人の年齢は概ね40〜50代
人生の終着が見え隠れする世代だった。
彼らの子供達の多くはすでに独立しており、それぞれ別な場所で生活してるわけだ。
つまり、団地全体が高齢化してたわけです。

家主が亡くなった

そんな時に、家主が亡くなったんですね。
あ、うちの関連じゃなく、近所の家でね。

子供達はそれぞれ独立し、マンションを買ったりして別な場所で生活してるわけです。
で、最後まで実家で暮らしていたお婆ちゃんがなくなると、その家は空き家になるんですよ。
子供達は負担になるので、相続もしたがらない。
売るには古すぎるし、リフォームするにもお金はかかる。
最悪壊して更地にするにも数百万の経費がかかるわけです。

それが、ここの家だけ特別じゃないんですね。
団地内の多くの家で、同じことが起きるわけです。
その度に子供達が揉めるわけですよ。

不動産は邪魔だな

と、子供心に思ったんですよね。

で、今から40数年前、ウチの親も建売住宅(注文住宅)を立てました。
その問題の団地の地域です。
古い団地の周りにまた新しい分譲地が用意され、其処には今度は建売では無く、当時流行りの注文住宅を建てるわけです。
つまり、土地を販売してるんですが、その販売条件が1年以内に建物を建てることが、販売条件になってるわけで、事実上「土地を買う=家を建てる」になる訳です。

で、ウチのオヤジは意気揚々として家を立てたわけです。
念願の一軒家。
昭和30年代当時、マイホーム、マイカーは庶民の夢だったんですよ。
オヤジは昭和40年代後半にして、やっとマイホームを手に入れるわけです。
これでウチも、昭和30年代の三種の神器、冷蔵庫・白黒テレビ・洗濯機。
その後の、マイカー、クーラー、カラーテレビの3C。
そしてサラリーマンの最後の夢はマイホームなわけです。

いや、人生謳歌してますよね。
さすが、戦後日本。
高度経済成長期。

しかし、その息子であるオレの世代は、もう冷めてるんですよ。
オヤジが死んだ後、家どーする?ってのが息子たちの心配事。
誰が管理する?
処分して兄弟で分ける?

いろんな案がでますが、どれもイマイチ説得力に欠けるので、結局管理できるやつが管理して、基本放置。

これって、重たいですよ。
結構。

人生80年。
30代でマイホーム(マンションでもいいけど)買ったとして、住んで50年ですよ。
言い換えれば、50年しか使わないんです。
レンタル(賃貸)で良くないですかね?
オレは、小学生の頃に、漠然とそう思ってたんですよ。
なので、不動産に一切の興味がない。
持ってても、子供が困るだけだと…。
子供が親と同じ人生を歩むわけじゃない。
彼らには、彼らの道があり、その定住先が実家なわけがない。
ならば、自分しか使わないだろう、しかも使わなくなると処分に困るような住宅を所有する意味があるのか?と思ったんですね。

まぁ、考え方は人ぞれぞれです。
オレはそこに無駄を感じちゃったんですよね。
幸い子供も居ないので、余計な心配する必要もないんですが、そうなるとむしろ不動産は邪魔ですよね。
相続する人が居ない。🤣

世間話

Posted by KIYA-HEN