【一番やりたいこと】

今更ですが、一番やりたいこと…ギター弾くこと。弾き続けること。
これに尽きます。
まぁ、勿論愚直にそう思ってるだけでも無いので、今回はその辺の話を…。

そもそもがお坊ちゃん育ちで、親の言う通りに生きてたんですよ。
物心ついた頃から既に色んなレールが敷かれてて、その上をただ走るだけ。
自分で選択できる場面も有るんですが、選択肢は全てレールに成ってましたね。w
つまり、どれを選んでも行き先は同じなんですよ。w
親の言うところの人並な普通に幸せな生活。
でも、オレにとってはそれが幸せかと言うと疑問だったわけです。
なので時々レールから外れて行き先不明に成るんですが、いつの間にかちゃんとまた戻されてて、気がつくとやっぱレールの上だったんですね。
恐らく、KISSに出会うまでは。w

中学時代に、KISSに出会い、ハードロックに目覚め、「ギターを弾きたい!」と思ったんですよ。
正確には、「ポール・スタンレーに成りたい!」って方が正しいかも。w

それまで、自分の意思なんか無いに等しかったキヤ少年が初めて自分の意思で何かしたいと思った最初で最後の出来事だと思います。
「ギターを弾こう!」
それまで、レールの上を走るのが当たり前で普通で、それ以外の選択肢なんか思いも付かなかった訳で、そう考えると自分の中では人生を変える大きな欲求だったと思います。

【やりたくないことはやらない】

いつしか、自分がやりたい「ギターを弾く」事をどうやって成就させようか?ってのがテーマに成って行きました。
レールの上を走りながら、ギターをどうやって弾いていくかを考え出すわけです。
正直言えば、ギターを弾くこと以外は何もしたくないんです。
勉強も勿論、生活のために働くなんてこともしたくないんです。

でも、無理が来ますよ。
やっぱ、食わなきゃならないし、衣食足りてなんとやらと言いますが、この「ギターを弾く」ことも、現実には衣食が足りてないと出来ないんです。

30歳に成った頃、「やりたくないことはもうやらないことにしよう。」と決意します。
まずサラリーマンを辞めました。
生活のため以外にやりたくもない仕事をすることを辞めました。
必要最低限の生活ができれば、あとはギター弾いてれば天国だったんです。
だから、それまで必要だと思ってた収入の3分の1でも生活できるように成りました。

【開き直り】

もう、世間的な見栄は張らないことにしたんです。
ある種の開き直りですね。
車も、数万のボロボロの中古車で十分でした。
家も、どうせ自分は後何十年かで死にますし、家族も子供も居ないので必要ありません。
結婚はしたんですが、色々問題が有って離婚しました。
その後は、結婚したく成るような相手に恵まれ無く、50歳まで過ぎました。

とにかく、好きなギターを弾くことを第一に考えて生きることにしたんです。
世間がなんと言おうと構いません。
一部の理解者が陰になり日向になり助けてくれますから、お蔭でなんとか我儘通して生きられてます。
これは本当に感謝なんですが、もしレールのままに生きてたら、この親切な理解者達とも出会えなかったでしょう。
そう言う意味では、出会うべくして出会ったと思う他ありません。

【やりたくない事はしないので、努力もしない】

「努力」面倒じゃないですか。
出来ればしたくない。w
幸いにもギターを弾く才能には若干ですが恵まれたようで、必死に努力して弾けるように成ったと言うよりも、弾いてたら上手くなったって感じです。
そう言う意味では「努力」はしてません。
ただ、練習はしました。それが努力かどうかは自分の感覚では努力ではないですね。「努力」って「イヤイヤいするモノ」であって、楽しんでする事では無いですよ。だからオレは努力したことがない。w

他にも、やりたくないことは沢山あります。
思い切って全部やらないことにしました。w
普通の人が「それはやらなきゃ駄目だろ…」と思うようなことも、多分色々やってないと思うんですよ。
でも、法に触れない限り何をやっても、やらなくても良いと思うんですよね。
勿論、法に触れれば相応の処分が下りますので、そう言うときは甘んじて処分される覚悟はあります。

【2番も100番も、1番じゃない事については同じだろ?】

時に妥協しなきゃならない場面って出てくるんですよね。
そう言うときは、「何がしたいのか?」と考えるようにしてるんです。
自分的には1番じゃなきゃ、2番でも100番でも同じなのです。
幸いにも、この感性のお蔭で、諦めも早いし無駄に期待もしなくなりました。

よく、「本当は一番これがやりたいけど、出来ないから2番めにやりたいこれをやろう!」的な話を聞きます。
オレの中では、この感覚が無いんですよ。
常にALL or NOTHING
例えば、「ギター弾いて食う」のが1番だとして、普通の人なら2番にギター弾けなくても、「なにか音楽的な仕事がしたい。」とか、「音楽に関係してたら裏方さんでも良い。」みたいな思考で行動する人いると思うんですよ。

確かに、音楽的な仕事をしていれば、いつかそのうち、ギターを弾くチャンスに恵まれるかもしれません。
でも、その「いつかそのうち」って何時ですか?w
「今度と幽霊には出会ったことがない。」www

【とは言うものの、食わなきゃならん】

オレ、ギター1本で食えないなら、他に何をやってても同じだと思っちゃうんですよ。
だから、ギターとは全然関係ない仕事で生活のために稼ぐと割り切れるんですよね。その上で、衣食が足りればギターを弾く時間も作れるわけですよ。
そう思うと、今度は効率良く稼げる仕事をするしかなくなるわけです。
つまり、拘束時間が最小で稼ぎが最大な仕事です。

オレの時代はコンピューターでした。
プログラマーとかやってると短時間で稼げたんですね。
だから、色々覚えて短時間で稼いで、余った時間は全部ギター弾いてました。
若い頃はメジャーデビューなんかも夢見てましたが、オレのやりたいことは「メジャーデビュー」じゃなくて「ギター弾く」事だったんですよね。
それに気が付いたのも30歳くらいの頃。

それまでは、周りのバンド仲間に影響されて、「メジャーデビューこそ正義!」と思い込んでましたが、音楽ってもっと身近に存在してて、ギターはその最たるもので、本当に身近に存在してる唯一の楽器なんですよね。
他の楽器にありがちな面倒な作法も無いし、出た音が全てで、それだけが評価される最高にクールな楽器だと思うんですよ。
それがたとえ、歯でピッキングしててもね。w

出来てんじゃねーんだよ、やってんだよ!

よく羨ましがられるんですよ「好きな事出来て良いですね。」って。
違うんだよなぁ〜、出来てんじゃねーんだよ、やってんだよ!
この辺の感覚わかんない人は、たぶん一生自分のやりたいことなんか出来ないんでしょうね。
我慢してりゃ、そのうち神様が慈悲を垂れて出来るように成るとか思ってんのかな?
そんな訳ないんですよね。

オレは、嫁も子供も居ない。
持ち家も無い、車はボロボロ、勿論社会的地位も、財産も何もない。
有るのは、GibsonのFlyingVだけなんですよ。w
そんな生活に耐えられない人はオレの感覚は理解できないでしょうね。

【一番やりたいこと】

で、テーマに戻ってきました。
勿論ギターを弾くこと、弾き続けること。

最近は、フリーセッションやライブ企画など、それ以外でも色々話題にしてもらって稼がせて頂いてますので、ギター弾く時間も増えつつ有るんですが、何か自分の中で変化が起きてます。
ギターを弾くことには違いないんですが、その弾き方と言うか、弾く場面と言うか、自分が欲求してる状況が、また1ステップ進みたく成ってるんですよね。

今後どうなるかは解りません。
でも、多分生きてるなら弾いてるでしょう。
大好きだから。