【震災フェス】

【平成30年北海道胆振東部地震】
って名前がついたらしいね。

9月6日3時7分59.3秒に、胆振地方中東部を震源として地震発生。
地震の規模はMj 6.7、震源の深さは37km。
最大震度は、震度階級で最も高い震度7で、北海道では初めて観測された。
厚真町及びその周辺では甚大な被害が起こり、死者も多数出ました。

札幌はと言うと、東区の一部で震度6を計測。
東区の一部と南区では液状化に依る家屋の傾きや道路の陥没が見られたそうです。
一応過去最大なんですが、家屋の倒壊なども殆ど無く、停電に依る混乱があっただけで、一部を除きほぼ無傷に近い状態です。
オレが住む東区は、一部道路の陥没が有り、通行止めになっている以外は特に被害はないようです。

地震直後、近所の公園に呆然と立ち尽くす人の群れ。
何するわけでもなくただ呆然と立っている様は、米国の有名テレビドラマ「ウォーキング・デッド」のロケ現場じゃないか?と思うほど異様な光景でした。

朝方その公園の人たちが開いてるコンビニへ向かいます。
取り敢えずの腹ごしらえだったと思います。
ここから「震災フェス」が始まります。


停電が起こっており、一部のコンビニは営業を停止、やっているコンビニも大量の買い出しで品切れ状態で出遅れた人は何も買えない状態になりました。
これがその後2日以上続くわけです。
同時に、避難用に車にガソリンを入れようとか、予備のガソリンを確保しようとする人で、ガソリンスタンドに行列ができます。
停電の為殆どのガソリンスタンドが営業できない状態になっており、初日はガソリンの確保は無理でしたから、尚更皆さん焦ったのでしょうね。
翌日から復旧し始めたところも出てきて、順次営業開始ですが、緊急車両以外お断りとか、数量限定とかで販売が始まるわけですが、圧倒的にガソリンが足りない感じで、こちらも直ぐに売り切れ終了。

と言うか、コンビニもガソリンも消費(売上)が普段の何倍にもなってるので、補充が間に合ってない状態が続いてるわけです。
3日目にはそれまで閉店してた一般のスーパーなども開店しましたが、やはり物資が不足しており、通りには行列ができ、早々に売り切れ御免で閉店と言う感じです。

その様を見てて、「こりゃ、フェスだな。。。」と思った次第です。
不謹慎ですかね?
まぁ、不謹慎だなと思う半面、おまいら騒ぎすぎじゃね?と思う気持ち半分。
自分自身、確かに初日は焦ったけど、イキナリ物資買い出しに走らなきゃならない程、被害被ってなくね?って…。
備えあれば憂い無しなのは判るが、普段備えてない奴らが、地震が来てから慌てて備えようとしても手遅れだし…。

考えてみると、本気で被害被ってる厚真町や鵡川町の連中は、物資確保のためにコンビニとか行ってる余裕なんか無い訳です。
コンビニ自体が倒壊してたりするわけですから。
当然スタンドも使えません。
つまり、物資確保とかスタンドに行列とか、被害がないから出来るんですよね。
それ考えると、やっぱ「フェス」だなと…。
「震災フェス」状態で興奮気味だって事がよく分かることが幾つかありました。

近所では焼肉パーティーがそこらじゅうで開催され、あちこちで煙が上がってました。
まぁ、停電で機能しなくなった冷蔵庫の中身を処分するつもりなのでしょう。
全部引っ張り出して昼間から焼肉パーティー。
ビール飲んで飲めや歌えやの宴会が近所中で起こりました。
まぁ、良いんですけど、「酔っ払った状態で余震でも本震でも来て、それこそヤバイ状態になった時、逃げれるのかな?あのおっさん??」って思ってみてました。

なんとか時間限定、メニュー限定で営業再開したフード店。
店員の若い女の子が、特別メニューしか出来ないと言ってるのに、無理な注文を繰り返し、女の子に出来ませんと言われると、「じゃー何が出来んだよ!!」と大声で女の子を怒鳴るオヤジがいましたね。
別にその店員の若い女の子が、営業時間やメニュー決めたわけじゃないし、対応が不味いわけでもないのに、その女の子に自分の我儘押し付けてる50代後半と思われるオッサンの見っとも無いことこの上ない。

行列が出来てるガソリンスタンドでは、皆きれいに並んで順番待ってるのに、脇道から横入りして平気な顔の50過ぎ位のオバサンとかね。
交通整理してたスタンドの店員に言われて、文句言いながら列から出ていきましたけど、文句言う場面じゃねーだろって…。

夜中に楽器持って公園に集まって騒いでる若者の集団とかね。
興奮してて寝れないんでしょうね。
とにかく夜中の公園で大声で騒いでたりして、近隣の疲れて眠ってる人たちはさぞかし迷惑だろうなと。
小さな子供とかいる家庭では本気で、イラつくだろうなと…。

まぁ、他にも普段だと見られない光景を幾つか散見してましてね…。
深夜にリヤカーを引いて歩く謎の集団とかね。w
信号の消えた深夜の通りを、無灯火のチャリで爆走する人とかね。w
マンションの入り口で、今にも始まりそうな濃厚な抱擁とキスを繰り返すカップルとかね…。w
あぁ、やっぱ札幌市民にとってこれは、「震災フェス」なんだなと…。
地震と停電でテンション上がってて、雰囲気とノリで行動してる人たちがあまりに多くてびっくりしました。

冷静に考えると、札幌市内の多くは停電以外の被害はないんですよ。
確かに一部液状化の被害に遭った方はお気の毒ですが、その方たち以外は被害らしい被害無いんですよ。
停電の被害って、高層マンションの人は水が出なくなって不便だったとは思いますが、それ以外だと瞬間湯沸器が使えないからシャワーや風呂に入れないとか、夜真っ暗で不安だとか、冷蔵庫が使えないとか、そんな程度の被害なんですよ。
早い段階から少しずつでしたが電力も復旧してたので、順次復旧することは予測できたので、1〜2日待てば電気は復旧するだろうと解ってた訳ですが、それでも「震災フェス」を楽しみたい人たちが大勢居て、ちょっとウザいなと思ってる人の事はあまり考えてもらえない様ですね。

でも騒ぐのが悪いとは思いませんし、暗く鬱ぎ込むよりは良いと思いますし、確かに普段何もしてなかった分、慌てて準備しようとする気持ちもわかりますけど、冷静さを欠いてる人があまりにも多くて驚きました。
災害経験の少ない地域なので、住んでる人もちょっとしたことでパニックになるんだなと…。

色々と勉強&思う所の多い、震災経験です。
2018年9月9日現在、まだ余震が続いてるので、震災続行中でまだ終わってませんけど、このまま色々終息する事を願っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です