【緊急! JASRACがまた無茶を始めた!】

まずはコイツを見て欲しい。
「音楽教室から著作権料徴収へ JASRAC方針、反発も」
http://digital.asahi.com/articles/ASK213QYXK21UCVL00P.html

オレもギター教室を個人で開いてるわけだが、今回は大手教室が対象で、個人教室はまたの機会に…みたいに成ってるが、大手が著作権料を払えば、次は当然個人も対象にされるわけだ。
しかし我々講師は、「聞かせるため」に教室で演奏している訳ではなく、「教えるために」「演奏を見せている」わけで、「聞かせている」訳ではない。
もし、大手がJASRAC相手に裁判するつもりなら、この辺の判断を明確に主張して勝ち取って欲しいと思う。

メジャーのCDの売上は、2000年を境に世界的に低迷し始めたんですが、日本では殆ど回復せずにあれ以来殆ど毎年下がってます。
まぁ、一瞬だけ「AKBの握手券」で盛り返したこと有りますけど、基本右肩下がりなんですね。

其のことに業界が気がついたのが2005年頃。
2年ほどのリサーチの結果、当時JASRACを始めとした大手音楽関係会社は「違法ダウンロードが悪い!」と騒ぎ出した。
其の流れで2007年に違法ダウンロードの厳罰化が国会で検討され、2010年に違法ダウンロードが刑事罰化された。

しかしCD売上が下がり始めた2000年当時、今と違い、ネット配信はまだマイナーな存在で殆ど行われていませんでした。
勿論、今のように大手の配信会社はまだ活動しておらず、ネット配信どころか、日本ではやっとフレッツISDNサービスが始まったばかりで、ブロードバンドすら普及しておらず、殆どの人がインターネットにアクセスするために、PC屋サンを呼びつけて、接続設定してもらってた様な時代です。
違法アップロードにしても、一部の闇サイト(違法サイト)でしか行われておらず、一般の人がそのサイトを検知しアクセスしてダウンロードするのは極めて困難でした。

因みにYouTubeのサービスは、2005年から始まっており、日本で一般的なサービスと認知されたのは2007年頃です。
日本国内でのgoogleのサービスは2001年からで、YahooJapanの検索エンジンに採用されたのは2003年です。

その1年後(2008年)にNHKで「違法ダウンロードが厳罰化されてもCD売上変わらず」と報道してた。

さて、この状況を見て業界サイドの言う「違法ダウンロード」がCD売上低迷の主たる原因とは思えないのだがどうだろうか?
原因は他にあると推測するのが妥当だと思うのだが、当時はこれ一辺倒で国会で立法される程の騒ぎだったわけだ。
それでも、JASRACの主な収入源であるCD売上が回復しない為に、喫茶店やスナックのBGMや、カルチャーセンターの楽器講座からさえも著作権料を徴収してた訳だが、今回とうとう巷の音楽教室にまでその悪しき触手を伸ばそうとしている。

しかし、JASRACから著作権者であるはずのアーティストへの還元が極めて不透明であり、一部のメジャーアーティストはJASRACを相手に裁判を起こしているが、正直旗色が悪い。

仮に、自主制作のCDをJASRACへ登録してしまうと、自分たちが演奏するときもJASRACへ自分たちの楽曲の著作権料を支払わなきゃいけないことに成る。
しかし、それは我々の手元へは返って来ない。
其の理由は、我々の楽曲は所謂ヒットチャート上位に上がってこないからだ。
これが、例えばうちのバンド「Phantom of sorrow」がJASRACへ登録し、オリコンで1位でも取ったなら返ってくるだろう。
しかしそれはありえないので我々「Phantom of sorrow」には徴収された著作権料は還元されない訳だ。
ならば、徴収された著作権料はどうなるのだろうか?
JASRACの収益と成るわけだ。
これは本当に理不尽であるし、下手なヤクザより酷い。

インディーズバンドで、JASRACに登録してるバンドがどの位有るか判らないが、恐らく大半は未登録だと思う。
そんな我々だからこそ、音楽業界自体を衰退させるような悪習を大手を振って行っているJASRACには反旗を翻すべきだと思う。
我々インディーズバンドは、JASRACが怒っても怖くない。
恐らくインディーズバンドが主流になれば、JASRACはあの手この手で、インディーズバンドにもJASRAC登録を勧めてくるだろう。
しかし、負けてはいけないと思う。
自分たちの権利は自分たちで守らないと、JASRACが自分たちに都合のいいように、アーティストからもオーディエンスからも、搾取を始める。

これは絶対的に阻止しなくてはいけないと思うんだ。