【安ギター攻略法】 第3回:調整編 / 弦高調節をやってみよう。

【安ギター攻略法】 第3回:調整編 / 弦高調節をやってみよう。

つーことで、弾きやすいように弦高を調節しましょうってことなんですが、初心者ギタリストにありがちなのが、ありえない弦高で弾こうとしてる人が多いってこと。
最近はネットなどで情報が入手しやすいのでそういう情弱は減ったと思ってたんですが、意外と「そんな弦高じゃ絶対上手くならないよ…。」って人多いんですよね。

で、第3回目は弦高を調節します。

弦高なんですが、コレはまず「ネックが真っ直ぐである事。」が前提となります。
ネックが反っていると弦高調節は意味がありません。
なので、必ずネックが反っていないかを確認して下さい。
万一、反っている場合はネックの反り調節をしなければなりませんが、今回は「ショップでネックの反りは確認してる。」前提で話を進めますのでネックの反り調節は割愛します。

まず弦高はメーカーやモデルで決まっています。
決まっているというのは、その弦高で最大のパフォーマンスが得られるように設計されているってことです。
大きく分けて、GibsonタイプとFenderタイプに分かれます。
他にPRSやIbanez等、独自モデルを生産しているメーカーはそれぞれの規定の弦高が存在します。
つまり、それぞれのコピーモデルは、その元の数値で調整すべきってことなんですね。

ここで問題なのは、メーカー推奨値が必ず弾きやすいとは限らないんですね。
なので、最終的な微調整は自分の感覚異存になりますが、先ずは標準値に合わせてみます。

取り敢えず、Fenderギターの弦高基準値。

17フレット上でのフレットの表面と弦の下側の距離
ギター:1弦~6弦 それぞれ 4/64″ (1.58mm)
ベース:1弦~4(5)弦 それぞれ 6/64″ (2.38mm)

また、1フレットにカポを付け、最終フレットを押さえた時の7フレット~8フレットと弦との隙間が
ギター:0.010″~0.012″ (0.25mm~0.3mm)
ベース:0.012″~0.014″ (0.3mm~0.35mm)

になるようにネックがセットアップされています。

で、Gibsonギターの弦高基準値。

12フレット上でのフレットの表面と弦の下側の距離

エレクトリック・ギター
高音源側 3/64″
低音源側 5/64″

アコースティック・ギター
高音源側 4/64″
低音源側 6/64″

バンジョー
高音源側 7/64″
低音源側 7/64″

マンドリン
高音源側 5/64″
低音源側 5/64″

ベース・ギター
高音源側 5/64″
低音源側 7/64″

安ギターは概ねこのどちらかのコピーモデルであることが多いので、自分のギターがどっちのコピーモデルなのかを見極めて作業します。
GibsonタイプとFenderタイプではブリッジの構造が違うので、弦高調節の仕方も違います。

★ギブソンタイプ
先に簡単なギブソンタイプの調整。
ブリッジの両サイドに調整リングが有るはずですので、ソレを回して、ブリッジ全体の高さを調節します。
Gibsonタイプのエレキギターの弦高は、高音源側 3/64″ 低音源側 5/64″ となってます。
これは、12フレットのフレットトップと弦の隙間を表しています。
しかも、インチで。w
これはインチのスケールがあればそのまま隙間を測れば良いのですが、センチのスケールだとちょっとわかりづらいかもしれませんね。
で、変換表よりミリのサイズを得ます。
3/64″ は 約1.2mmです。
5/64″ は 約2mmです。
12フレットのフレットトップと弦の隙間がこの位になるように、左右のネジを調整します。

★ストラトタイプ
ストラトタイプにはシンクロナイズド・トレモロ・ユニット(トレモロとかアームとか言う奴)がついてるのと、各弦毎にブリッジが調節できるので、Gibsonの6倍の手間がかかると思って下さい。
Fenderの場合は17フレット上の隙間なので、17フレット上を測ります。
ギター:1弦~6弦 それぞれ 4/64″ (1.58mm)
Gibsonと違い、全ての弦が同じ高さに成るように調整すべしと書いてます。
つまり、1本1本確認(測定)しながら調節するわけです。
ブリッジ駒の細いネジを六角レンチで回して高さを調節します。

★テレキャスタイプ
テレキャスタータイプはブリッジが3weyになってます。
6weyのものもありますが、どちらもストラトと同じ要領で、弦高が良い位置に来るように調整して下さい。

これでかなり弾きやすくなってるはずです。
しっくり来ない…と感じる人は、更に好みで微調整してみましょう。

調整で注意すべき点は以下のとおり。
1)ネジは一気に回さない。

一気に回すとどの位回したのかが自分で把握できなくなります。
ネジにはネジピッチが存在し、回した角度で、どの位ネジが動くかが物理的に決まっていますなので、ネジピッチ分の上下を移動をするにはネジを1回転させる事になります。
1/4回転だとネジピッチの1/4だけ上下移動することになります。
これを、どのくらい回したかで、ネジがどの位上下したかを把握できます。
なので、ネジは一気に回さずに、1/4くらいずつ徐々に回したほうが良いです。

2)チョーキングをした時に音切れしない。

弦高を低くし過ぎると、チョーキングした時とか音が出なくなります。
なので、調整しながら常に各ポジションで音詰まりがないか確認しながら行います。
弦がビビってちゃんと音がでない時は、弦高が低すぎる事になります。
また、そのままで音がなってても、チョーキングしたら音が途切れることもあります。
特にFender系のギターに多いのですが、チョーキング奏法が考慮されていない時代の設計のままなので、そういう現象が起きます。
其の時もある程度弦高を上げ目にしたほうが良いでしょう。

以上2点です。
他にも有りますが、取り敢えずこの2点を守れば概ねイケます。

で、どうでしょうか?
弾きやすくなりましたか?
しかし、まだチューニングが合わないと思います。
なので、次回はチューニング(イントネーション調整)をやってみます。

2 thoughts on “【安ギター攻略法】 第3回:調整編 / 弦高調節をやってみよう。

  1. 安いギターをお買う・・・良いですね。
    私は、ギターを弾くより手入れをするほうが好きなのでこのブログが大好きです。
    「チューニング(イントネーション調整)」の回を楽しみにしています。(現在見つけられないので・・・)

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