【若手ギタリストに一言二言三言…】

札幌でギターの先生とか言われるようになって、かれこれ10年ほど経ちます。
で、初心者の方はともかく、一番困るのはビギナーからそろそろ卒業か?って人たち。
つまり、もう2〜3年バンドでギター弾いてますけど、もう少しレベルアップしたいとか、そろそろ弾き語り初めて3年位経ちますけど〜って人たち。
このレベルの人が一番困るのだ。

ギター自体は、我流でも何でもとりあえず弾けてる。
正直、現場で弾けてる人に、今更ギタープレイとして教えることなど殆ど無い。
じゃ、彼らのプレイには何が足りないのか?この10年見てて思うのは、一番足りないのは「ボキャブラリー」なんだよな。
ギター的な表現をすると、「リックを知らない」とか「フレーズを知らない」とかそんな感じ。
これはさ、ギターを弾くという物理的な技術の問題じゃないんだよね。
だから教え様がない。
ピックの持ち方が〜とか、コードの押さえ方が〜とかって話じゃないんですよね。
どんだけ、音楽聞いてますか?って話。
まぁ、オレも自慢できるほど音楽を聞いては無いが、自分で必要最低限は聞いてるつもりだ。
でも、オレのところへ来る彼らビギナー卒業組は、圧倒的に聞く量が少ない。
技術がなくて弾けないんじゃないんだよな。
知らないから弾けないだけなんだ。
じゃ、知ればいいだろ?って事なんだよ。
なので、毎回言うのは、自分がリスペクトしてるアーティストのルーツを辿れって話。
オレはギター始めた切っ掛けはKISSだったが、ギタリストとして自覚した時のアイドルは、DEEPPURPLEのリッチーブラックモアだった。
高校時代に、クラスにRAINBOW好きな奴がいて、当然奴もリッチーフリークだった。
Grecoの白いストラトを持ってて、ヤングギターを毎月買ってた。w
オレはそいつを横目に、リッチーのルーツを辿ったよね。
そしたら、すぐにジミヘンが出てきた。
ジミヘンは最初オレには理解不能だったが、聞けば聞くほどその得体のしれないギターサウンドがオレの中にどんどん浸透して、とうとうオレの中のリッチーを追い越した。w
以来、リッチーフリークじゃなく、ジミヘンフリークになった訳だ。
で、ジミヘンが聞いてたものってなんだろうとか、ジミヘンがソロ・デビューする前にやってたギグとか、バンドとか、バックグループとか、とにかく探して聞いた。
全部をコピーしたわけじゃないが、ぉ!っと思ったものは、出来はともかくコピーした。
もちろん、スコアなんか無いから耳で聞いて真似をしたわけ。
その中から自分に使えそうなものや、しっくりきたものが、勝手に残って今に至る。
もちろん、他にも色々聞いた。
特に、ロック・ギターの源流となるような60年代〜70年台の洋楽ロックはかたっぱしから聞くようにした。
もちろん、ビートルズやローリング・ストーンズも含めて、手に入りそうなものは全部聞いた。
本当なら、1980、1990、2000、2010と、全部の時代を全部聞きたいところだが、最近はそういう時間も取れなくなりあまり聞かなくなった。
けどね、それでも普段自分が好んで聞かないジャンルを中心に、意識的に聞くようにしてる。
好きなジャンルは意識しなくても聞いてるからね。w
心に残ったフレーズやなんかは、今でもちゃんと自分の中に残るんですよね。
結果、それらを知っていれば、それらを自分なりの奏法で表現できる。
つまり、「弾ける」んですよね。
そういう事をね、彼らはわざわざ金払って聞きに来るわけです。w
まぁ、今そのオレの稼ぎネタをここでバラしたワケですが。www
それでも、何かしっくりこない奴は、オレん所へ金払って聞きに来てくれ。www