ライブ雑感。。。

2ヶ月連続のライブ企画、Feast of Fairies が終わりました。
ライブ企画なんかするの何年ぶりだろう?w
つか、実際はオレが企画したと言うよりも、Phantom of sorrow 名義で、ウチのシンジが中心になって企画したんですけどね。
まぁ、彼にとっても数年ぶりの企画みたいで、色々と忘れかけてることを思い出しながらやってたようです。
スタッフのロリータ娘(w)にとっては初めての経験だろうしね。
まぁ、思い出し思い出しやってるおっさんと、全部初めてなんです!って小娘の組み合わせにしちゃ上出来だったと思います。
あ、勿論反省点は多々有りますが、まぁそんなのは演ってりゃそのうち…てなもんです。
ウチはバンドであって、イベンターじゃないんで、そのへんは素人なんですって事で大目に見てもらおうかと甘えております。
でもまぁ、過去自分でライブ企画を起こすことって殆どありませんでしたね。
最後にオレが自分で企画したライブって、もう題名も忘れたけど20年くらい前に、「ノルマ無し」ライブを企画したのが最後ですね。
ノルマ掛けなくても、バンドが自分たちの演奏を見てもらいたいと思えば、一人でも多くのお客さんにチケット売ってくれるだろうと言う期待と、バンドにチケットノルマをい掛ける事が定着し始めた時代の話なんで、そういう風潮に対するアンチテーゼでもあったんですけどね。
で、出演バンド4バンドでノルマ無し。
箱代はオレが持ち出しで、バンドがチケット売ってくれればそれで穴を埋めれるだろうって目論見。
まぁ、順当に売ってくれれば、1バンド1万円程度の売上があるはずだった。
チケ代1000円で、1バンドで10枚売ってくれりゃ御の字の思っていたのだ。
フタを開けると、オレは2万円の赤字だった。w
内訳は…
もう名前も覚えてないが、当時珍しかったレディースのHR/HM系バンドが居て、そこの連中は凄く頑張って売ってくれた。
今みたいに、女の子なら黙ってて売れる時代じゃなかったし、むしろ「女がロックバンドだと!?何考えてんだ!?」みたいな反応の方が一般的だった時代。
彼女たちはチケット売るの大変だった筈なんだが、なんと4バンド中ダントツのトップ売上だった。
さすが、巷で話題になってたバンドだけ有る。
残りの3バンドは、その半分も売れてない。w
今となってはどんな奴が、そのバンドやってたのかも覚えてないが、とにかくオレは残念だったね。
1人で10枚売れって話じゃない。
バンドで10枚だよ。
4人バンドなら一人2枚か3枚。
5人なら1人2枚だろ?
1人で2枚のチケットも売れないなら、ライブなんかすんなよと、マジ思ったね。
こんな心構えのバンドが増えてるんなら、そりゃライブハウスだってノルマ掛けるように成るよなって思った。
もうオレが思ってた「ライブ」と言うイベントとは名前こそ同じだが、内容は全く違うものになってたわけだ。
それ以来、自分でライブ企画するのは止めようと思ったんだよな。
イベント企画はその後も、「きやへん倶楽部会」とかでやって、勝ち抜きギター合戦とかやったよな。w
懐かしい。
木下御大を審査員に呼んで、とりあえず酒のませて、ノーギャラで審査してもらったもんなぁ。
当時は「きやへん倶楽部」はメルマガだったんだよな。
その会員数が約300名くらい居た。
で、会員限定で「きやへん倶楽部」を開催したんだ。
まぁ、オフ会みたいなもんだった。
ただ集まって飲むだけじゃ面白く無いので、勝ち抜きギター合戦とかアトラクションを企画したんだよね。
その時のグランプリは、今じゃ札幌でも有名なセッションギタリストの町田くんだよ。w
ベースのグランプリは大西くん。
今じゃ、MI JAPAN 札幌校のベースの先生だ。
当時は今より音楽人口は少ないが、楽器人口は多かった。
この意味がわかるかな?
今は楽器なんか出来なくても、音楽出来る時代だってことなんだよな。
ま、そういうイベントはオレが主催で、箱代ももちろん被りますよね。
でも、オレお客さん呼ぶからさ。
別になんの人気があるわけじゃないけど、頑張って声かけるからさ。
あの時も、100人近い人が集まってくれて、若い連中は、勝ち抜き合戦に参加してくれて凄く盛り上がった。
その後、第2弾、3弾とやったが、だんだん規模が大げさになるんで、やめちまった。
ゲストに、札幌出身のプロドラマ-湊雅史氏を呼んだときは本当に面倒だった。w
「湊さんに会いたいので、参加させてもらえないですか?」って問い合わせが殺到してすごく大変だった。
オレも迂闊だったんだが、こういう場合はどう対処すべきかをシミュレートしてなかったんだよな。w
そんなこんなで、やっぱイベント企画は大変だって事で、その後は殆どやってない。
そして今回のライブ企画に成るんだが、オレはなんとライブ企画は20年ぶり。
もう何をどうすべきかほとんど忘れてる。w
シンジが全部やってくれたんで、なんとか助かった感じだけど、結局表看板はオレだからな。
そういう意味では、よくも悪くも結果はオレに返ってくる。
そういう意味でも、ウチのメンバー(スタッフも含めてね)はよくやってくれたと思ってる。
不手際らしい不手際もなく、概ね潤滑に運んでくれた。
細かい手違いとか無かった訳じゃないが、オレの出番は殆ど無かった。w
コレは凄い事だと思うんだよな。
今まではこう言う企画なんかはオレが端から端まで仕切らないと動かなかった。
今は違うんだよね。w
オレの出番なんか殆どない。
お飾り。w
来て頂いたお客さんに顔見せて挨拶するだけ。
後はただそこに座ってりゃいいだけ。
時には座ってるのも邪魔にされるほど、オレの出番は無い。
これは本当に凄い事だと思う。
どのバンドがどういう話になってるとか、何時からリハだとか、オレが気にすることは殆ど無い。
全部シンジが管理してやってくれてる。
オレは、集まった対バンのメンバー達に、ちょっと偉そうな顔して挨拶すりゃいいだけ。
バンドの物販も、既にオレの手を離れてる。
結果、在庫のチェックと金銭のチェックだけしてりゃいい。
売ったり集計したりしてるのはスタッフのロリータ娘のキラちゅーだ。
彼女はロリータ服で毎回バンドスタッフとして参加してるが、見た目以上に切れ者だ。
ただ、客の前でオレの頭をペシペシするのだけはやめて欲しいが。w
物販で売り子をするのは、ボーカルのカインの役目。
全体フォローをさり気なくやってるのは、ドラムのツヨシ。
ま、オレ的にはメンバー全員がバンドやバンド名義の各種運営にキッチリ参加している感がとても嬉しいし、感動している。
後は、アートワーク出来る人欲しいなぁ~って感じですね。
そうすりゃオレは作曲に専念できる!www
恐らく出演者もお客様も大きな不満も無くライブを終われたと思う。
今回、もう一つ実験的に採用していることが有りましてね。
対バンの参加表明後の各種やりとりを全部webで一括管理したんですよね。
コレは、オレ的にも実験だったんですが、この2回のライブでこれは今後かなり有効な手段であると確信した。
今回の為に作った専用プログラムを今、汎用化している最中なんですが、これ出来たらみんなで使えるといいなと思ってます。
また、次回ライブイベントを企画する事があると思いますので、その時も皆さん快くご協力頂ければと思います!
今後共、Phantom of sorrow をよろしくおねがいします!

ZOOMG3パッチの説明(5)

最後はコレ!WOODSTOCK.g3xpの説明です。
ま、最後はジミヘンでしょうなぁ〜。w
LOVEOFGOD.g3xpの時にも触れましたが、時代の演奏スタイルを確立した最初の人、ジミヘンのあの伝説の名演。
ウッドストックライブでの、「StarSpangledBanner」の音ですな。
もう、説明なんか要らんほどの有名な演奏です。
ビデオもニコ動やYouTubeに沢山あり、過去40年に渡りプロ・アマ問わず色んな人が追い求め、未だかつて誰も到達していないロックギタリストの最高峰です。
フランク・マリノやウリ・ロート、スティーヴ・ヴァイも勿論、直接間接を問わずジミヘンの影響を受けていないロックギタリストを探すのは難しいのではないかと思うほどの巨匠ですな。
黒人でありながら白人の支持を受けた最初のロックミュージシャンじゃないかな?其のせいで、随分と黒人ミュージシャンからは冷たくあしらわれていたって話もあります。
ジェフ・ベックやエリック・クラプトンとも交流が深く、クラプトンに「お前はギターが下手だからベースを弾いた方がいい」とか、ジェフ・ベックには「君のブルースは気持ち悪いから、エレクトリカルやクロスオーバー的な音楽をやった方がいい」とか、余計なアドバイスをしては憤慨されてたりもして、天才とは色々と面倒なんだなと…。w
当時ディープ・パープルだったリッチー・ブラックモアを「凄いギタリストだ」と評してみたり、マイルス・デイビスの奥さんや、キース・リチャードの彼女を寝とったりと、ゴシップも山ほどありますしね。
ストラトキャスターとトレモロアーム、大型マーシャル・アンプとファズサウンドと言う昨今のハードロックのアイコンを作り上げた人です。
彼が出て来たことでそれまで「ロックと言えばビートルズ」であった、リバプール・サウンドをロックから追い出し、ポップスにしてしまうほどのインパクトが合ったわけです。
モンタレーではギターに火をつけて燃やしたりと、過激なステージングでも話題になったりね。
つかね、語りだすときりがないんですよ。www
そんなジミヘンの特徴的なサウンド、ウッドストックでのライブサウンドをG3で再現するのが今回のテーマ。
で、早速。
今回は、Fenderストラトキャスターと、G3の組み合わせ。
ウッドストックの映像を見る限り、プレキシ3段積みに、ワウペダル、ダラスのファズフェイス、それに忘れちゃならないユニヴァイブ。
他のライブではオクタヴィアと言われるアッパーオクターバーや、マエストロのファズとかも使っていたようです。
で、今回のパッチセッティング。

1:PedalVX
2:FUZZSMILE
3:TheVibe
4:MS1959
5:ZNR
6:HALLです。

各パラメーターは、例によりパッチをロードして確認してください。

1段め、PedalVX
これはとりあえず、オプションのペダルが無いと動作しませんが、G3Xならそのままイケます。
これが、ワウペダルですね。
特に弄るところはないので、デフォルトのまま使用。

2段め、FUZZSMILE
ダラスファズフェイスのモデリング。
まんま…と言いたい所ですが、オリジナルよりも音は痩せ気味。
それでも、ジャリジャリ感が欲しいので、TONEのフルです。
ウッドストックの頃になると、ガリガリ歪ませるのではなくて、基本はアンプの歪で、フィードバックとかを得る時に、踏んでたようです。
ウッドストックでが、アーミングの直前に、ワウと共に踏んでますね。

3段め、TheVibe
ユニヴァイブのモデリングです。
オリジナルは、ハニーって会社の製品で、日本製なんですよ。
コイツは、スピードと深さを合わせ、ペダルでスピードを変えれるようにセットします。
オレは、こっちを優先でペダル操作したいので、1段目のワウは実は使ってません。
代わりに、ワウは別なのを繋いで使ってます。

4段め、MS1959
ま、プレキシのモデリングをそのままつかい、キャビだけドライブを選んでます。
これで若干歪が増すので、いい感じになります。
GAINはフル。
BASSとMIDDLEもほぼフルでセットしてます。

5段め、ZNR
古い時代の音なのと、フィードバックが欲しいので悩んだのですがね。
結局、ヘッドホンで聞くのにフィードバックは無理があるので、ならばむしろ余計なノイズは要らないって事で繋いでます。

6段め、HALL
実際には野外なので、このHALLリバーブは無くても良かったのですが、ビデオとかで聞く限り、なんとなく空気感出てるんで、このHALLリバーブで再現してみました。
ZNRとコレは、アンプで鳴らすときは無い方がよいかもしれません。

これはね、このままじゃ実はそれっぽくならない。w
ジミヘン奏法というか、ストラトをある程度操れないと、あの音は出ないんですよ。
まぁ、セッティングはこれでイケると思うので、あとはソレらしいトーンを出す練習有るのみ。w
昔のギタリストは、素材の音をそのまま使う人が多いので、最終的には手元(ピッキングやフィンガリング)が勝負を分けます。
なので、練習したほうがいいでしょうね。
今回のギターはフェンダーJ・ストラトキャスター。
FenderJapanST62CUSTOMSHOPEXTRADオレが使ってるのは、フェンダージャパンのカスタムショップエクストラッド。
※リンク先はST62-USなので、EXTRADとは違います。
’90年頃に発売されていた半受注製品で、オレのは62年モデルですが、ボディーの木取りやネックのシェイプがオリジナルのヴィンテージとは違います。
FJですが、パーツは総てUSAで、ボディーネックの加工と組立を富士弦楽器でやってたそうです。
音はもう最高でして、オレの中のSTRATOスタンダードはこの音になってます。w
そして、お馴染みのZOOMG3!ZOOMG3パッチのDL先http://kiya-hen.net/data/woodstock_g3xp.zip

ZOOMG3パッチの説明(4)

お次は、LOVEOFGOD.g3xpの説明です。
これはジミヘン以来の衝撃を与えてくれた、STEVEVAI様の有名な曲です!ロックギタリストの世界では、時代の演奏スタイルを確立するに至ったギタリストってのが居まして…。
最初は、多分ジミ・ヘンドリックス。
次が、エドワード・ヴァン・ヘイレン。
んで、スティーヴ・ヴァイ。
ジミはトレモロアームとファズサウンドを確立し、エディーがフロイドローズでアーミングを強化し、さらにタッピングを一般化した。
そこにスティーブが旋法を取り入れた。
とオレは理解している。w
まぁ、スティーヴ・ヴァイが出てくるまで、ロックのスケールってのは、ナチュラルマイナーや、ブルーノート、ペンタトニック一辺倒で、ブルースが基調になっている事が当たり前とされてた。
一部の連中(ネオクラ系)を除いて、所謂アカデミックな旋法ってのはあまり聞くことが出来なかった。
もっともそのネオクラ系だって、ハーモニックマイナー使ってるだけだしね。
そこにスティーヴ・ヴァイは、クラシカルなアカデミックな旋法を取り入れ独自の世界観を創りだしたんですがね。
リディアンスケールやミクソリディアンスケールでロックが出来るなんて、スティーヴ・ヴァイが出てくるまで誰も気づいてなかったんじゃないかな?で、早速。
今回は、IbanezのJEMと、G3と言う組み合わせ。
本人は時代によってかなり機材に変化があるので、特にオリジナルに拘るのは止めました。w
聞いた感じで、判断すると…。
ハイゲイン系のヘッドアンプ(プリアンプも含めてね)。
必要ならディストーション。
ハーモナイザー(コレは上手く使うのが難しい)。
定番のディレイとリバーブ。
まぁ、乱暴に言っちゃえば、歪系エフェクトと、コーラス、ディレイ、リバーブがあれば、8割方の音は作れるってコトなんですけどね。w
昔はBOSS製品でこれらを揃えてガチャガチャと踏みつけてたんですが、時々グライコやコンプやや、ディレイを2台に増やしたいとか色々思うようになるんですね。
ストンプでソレやるとキリが無いんですが、その点マルチは楽ですなぁ…。w
で、今回のパッチセッティング。

1:Dst1
2:Detune
3:BGDrive
4:ZNR
5:StereoDELAY
6:Springです。

各パラメーターは、例によりパッチをロードして確認してください。
ハイゲインアンプの滑らかなディストーションサウンドを作るために、本人も使用していたBOSSのDS-1のモデリングをフューチャーしてみました。w

1段め、Dst1
BOSSの定番ディストーションのモデリングです。
VAIサウンドをよりらしく作るにはコイツが一番お手軽です。
実はその昔IbanezのJeminiとかも試したんですが、あの辺は他の機材も同じにしないと、あのサウンドにはなりませんね。
Carvinやイーブンタイドのハーモナイザーをポンと買える人向きです。www
この系列のハイテクギタリストは、TREBLEは控えめなんですね。
ギラつくと細かいピッキングの音がノイズだらけになるので、皆さんTREBLEは控えめです。
なので、このDST1もToneはセンターです。

2段め、Detune
イーブンタイドは無理なので、コレで。w
恐らくハーモナイザーを細かくセッティングしてるんだと思うんですが、こっちの方がインスタントにあのユラユラ感を得られます。
なので、コイツでハーモナイズドしてる雰囲気を感じます。w

3段め、BGDrive
G3のモダンハイゲインアンプは今のところコレしか無いので、コレを使いました。
カーヴィンはモデリングは無かったですね。w
ディストーション使うんで、メモリは全部半分くらいで微調整ですかね。

4段め、ZNR。
ハイゲイン系の音を作るときは、このZNRをカマします。
ハウリングやフィードバックがウザいからですね。

5段め、Stereo
DELAYステレオ感欲しいので、コイツで広がりを作ります。

6段め、Spring
ホール系のリバーブの感じじゃなかったんで、コレにしました。
スプリング系の方がギターにはあうような気がします。

で、早速試奏。
いい感じにクリーミーなディストーションサウンドです。
フロントピックアップのウォーミーな感じが心地よいですな。
ピックアップをリヤに切り替えても、ギラギラ感はかなり抑えてあるんで、ちゃんといい感じに伸びます。
サスティンの調節は、ZNRのかかり具合で調節しますが、コレがちょっとむずかしいかもですね。
所謂、その昔クリーム時代のエリック・クラプトンは多用してたウーマントーンの現代版的な感じですね。
コレにワウペダルを繋いでやれば、ほぼ完璧だと思います。
今回のギターは、IbanezJEM7V。
IbanezJEM7VWhite真っ白のスティーヴ・ヴァイモデルです。
ピックアップも白くて、物凄く綺麗なギターですよ。
ピックアップはDIMARZIOEVOLUTIONとかが付いてるっぽいです。
定価で30万。
サウンドハウスで買っても25万と言う高価なギターです。
本人モノとの違いはサスティナーがついて無いだけで、あとはドンズバです。
ただし、本人のギターは、ボディーとネックがユニゾンで共鳴する奴をセレクトして組んであるらしく、一般販売のモデルとは一番ソコが違うそうです。
でも、そんなの聞き分けれるの、世界でもヴァイ様だけですよ。www
そして毎度ながらのZOOMG3!wwwZOOMG3パッチのDL先http://kiya-hen.net/data/loveofgod_g3xp.zip

ZOOMG3パッチの説明(3)

お次は、PANAMA.g3xpの説明です。
今回5つの音色を作ってるので、今回を除いて残り2音色ですな。
さてもう説明の必要ないでしょう。w
ヴァン・ヘイレンの名曲PANAMAですよ。
で、早速。
当時のEVHは、例のシャーベルのストラトタイプボディーの自作ギターに、当時エンドースしていたKRAMERのバナナヘッドネックをセットしていましたね。
塗装は既に、あの赤ストライプになってまして、他にも色んなギターを使うようになってましたが、残っているライブ映像は例のフランケンが多いようです。
アンプはまだ5150が発表される前だったので、JTM45辺りが使われているはずです。
で、比較的王道サウンドのEVHPANAMAを意識して作りました。
G3のパッチを見てみます

1:Booster
2:GraphicEQ
3:MS1959
4:ZNR
5:TapeEcho
6:HALLです。

各パラメーターは、例によりパッチをロードして確認してください。
今回は、王道のクランチマーシャルサウンドってことで、当時のEVHはグライコをブースター代わりに使ってたと言う情報を得たので、その辺を意識して見ました。
ブースター併用して、この手のコンパクトマルチの宿命である音痩せ対策をしています。

1段め、Booster。
この組み合わせは、もはやオレの中では定番化しつつ有りましてね。
ハードサウンドの補正や嵩上げにちょうどいいのです。
ヘッドのゲインとTubeパラメーター、グライコと併用するので、あまりゲインは上げません。
ソロの時にONにする気持ちで入れてあります。

2段め、GraphicEQ。
当時のEVHはグライコでブーストしていたと言うことなので、グライコをチョイス。
これで、音色補正も同時に出来て一石二鳥な感じです。
とりあえず、音色を決めて、レベルをガッツリ上げます。
これで、ヘッドにオーバーロードした信号を送ることが出来て、リアルに歪んでくれます。

3段め、MS1959。
HartBreakerで使ったやつよりも大人しい音がする方をチョイス。
グライコとブースターの2段構えでブーストするので、ヘッド自体はそれほどドライブしなくていいのですね。
Tubeアンプの張りが欲しい時は結構このMS1959は使えます。

4段め、ZNR。
ハイゲイン系の音を作るときは、このZNRをカマします。
ハウリングやフィードバックがウザいからですね。

5段め、TapeEcho。
初期EVHはマエストロのテープエコーを使っていたってー噂を聞いたので、入れてみました。
CDを聞いても、どんな使い方してるのかわからないので、これで全体の空間補正をするつもりです。

6段め、HALL。
ま、レコーディング音にするためには、必須ですな。www
で、準備OK。

弾いてみると、予想通りのオーソドックスなマーシャルサウンド。
EVHも5150が届くまでは、王道のMarshallクランチサウンドでしたから、こんな感じでOKだと思います。
まぁ、2段構えでブーストしてるのでハイゲインですが、ベーシックのヘッドが1959なんで、言うほど激しくないし、尖ってませんね。
肝心のEVHに似てるかといえば、まぁ、あの時代のギタリストはまだ素材の音(つまり機材が持っている音)をそのまま使う人が多く、EVHもその例に漏れない人なので、充分通用すると思います。
MXRのフェイズ90を入れてませんが、PANAMAに入ってるように聞こえないので、今回はカット。
中間のブリッジの所で若干うねりが聞こえるので、使ってるのかもしれませんが、パッチには6台までしか入らないのと、根底の歪を作るのに3津のパッチ使ってるんで割愛ですね。
EVHFRANKEN今回のギターは、例の自作フランケン。
MDFとか言う、樹脂素材のボディーに、Fenderのメープルネックを付けた物を使ってます。
ピックアップはダンカン59。
オリジナルフロイドローズで、まぁほぼ当時のEVHと同じ仕様です。
最近は、FRANKENGUITARSってメーカーでドンズバが売られてますね。
高いけど。wwwそしてお馴染みのZOOMG3!ZOOMG3音よりも、このギター作るほうが楽しかったけど、これはこれで良いですよ。www

パッチのDL先
http://kiya-hen.net/data/panama_g3xp.zip

ZOOMG3パッチの説明(2)

さて、HARTBREAK.g3xpの説明です。
このパッチは、あのロックの殿堂、LED-ZEPPELINの「HartBreaker」の中間のギターソロの出足部分をイメージした音色です。
レコーディング自体が’70年代初頭なので、4chマルチで録音されているそうです。
ジミー・ペイジは初期にはジェフベックにもらったテレキャスターを、レコーディングでは、ジョー・ウォルシュから譲られたレス・ポール(通称No.2色の濃い方)を使用しているのはあまりに有名な話。
ステージで使う方のレス・ポール(通称No.1塗装がハニードロップしている方)は、自分で購入したものらしい。
当時のレコーディングのセッティングは、主にVOXのアンプを使うのが当時のミュージシャンの通常の状態で、これは当時のレコーディング・スタジオの殆どに、VOXのAC30が常備品として置かれていたためとも言われている。
まぁ、今日の日本のJC-120みたいなもんで、当時はそれがポピュラーだったのでしょう。
(笑)当時のレコーディング状況には諸説あり、ジミー・ペイジ本人の記憶も曖昧らしく、真相は定かじゃない。
実験好きのジミー・ペイジのことですから、多分色々試してレコーディングされているのでしょう。
で、そんな時代にレコーディングされた、Hartbreakerですが、このギターソロ部分の音を再現してみたいと思います。
G3のパッチを見てみます1:PedalCry2:Booster3:MSCRUNCH4:EarlyReflection5:STEREODELAY6:HALLと並べました。
各パラメーターは、パッチをロードして確認してください。
前回も書きましたが、この手の誰ソレ風サウンドのセッティングのコツは、空間系の処理にあります。
恐らく、本物のレコーディングではVOXのアンプが使われてると思うのですが、ここはあえてマーシャルサウンドを使いました。
1段め、PedalCryは、念のためのワウペダルで、今回使いませんでした。
2段め、Boosterは、1959のモデリングだけでは、あのFAT感が中々出ないので、ブースターを使うことでひずみ具合やオーバーロードしてる感じを調節しようと思い加えました。
このBoosterのGAINと、アンプシミュのTubeパラメーターを使って、ボトムの太さと、チューブ感を調節するのです。
多分、ここが、G3の歪みサウンドを作るポイントの一つだと思います。
3段め、ここにヘッドのモデリングを入れます。
今回は、VOXを使わずに、Marshall1959SUPERLEAD100のモデリングで、しかもクランチを採用しました。
ヘッドフォンで鳴らす前提で考えると、VOXや1959のノーマルのモデリングだと、ドライブ感が足りないのですね。
なので、あえてMarshallクランチを採用。
TrebleとPresenceを高めに設定したほかはほぼフラット。
GAINもブースターを使う前提なので、低めに抑えてあります。
キャビネットもクランチを選択しています。
4段め、EarlyReflection。
今回の肝はコレだと思います。
あの、レコード(CD)の不思議なソリッド感と空間の広がりを再現する秘密はこれじゃないかと。
CDのLRチャンネルを分離させて、それぞれ波形を見ると分かるんですが、左右の音が微妙にずれてるんですよ。
これは、恐らくレコーディング・エンジニアか、ジミー・ペイジの工夫だと思うんですね。
で、これを手元で再現するために、このEarlyReflectionを使っています。
これで、原音から微妙にずれた音を得ることが出来ます。
5段め、STEREODELAY。
そのずれた音を更にステレオディレイで振り分けます。
ディレイタイムは短めに、releaseも短めに。
後段のリバーブ処理で広げるので、あえて粒立ちを潰すような設定にします。
逆に、EarlyReflectionのダブリの音が聞き取れるギリギリ手前の感じを出す様にセッティングします。
6段め、HALL。
ホールリバーブを掛けて、広がりを作ります。
これで奥行き感が十分出ます。
これで、あの名曲のソロが弾けるはずです。
今回のギターは、CHOTZEPPELINでも使ってる、ニセGibson。w
TokaiLS-801978年モデルです。
TokaiLS-80’78ヘッドが折れてて安く買ったトーカイレス・ポールをヘッド修理の時に、Gibsonのロゴを埋め込んだニセGibsonです。w
※リンク先はTOKAILS100FVFです。
そして、おなじみのG3!
あのソロのキレを堪能できたでしょうか???www
パッチのDL先http://kiya-hen.net/data/hartbreake_g3xp.zip

ZOOMG3パッチの説明(1)

さて、DON’TSTOP.g3xpの説明です。
このパッチは、ファイル名の通り’81のJOURNEYのヒット曲「Don’tStopBelievin’」をイメージして作ってあります。
当時はラックマウントエフェクター創世記でして、海外のトップミュージシャンは好んでラックエフェクターを使用していた時代です。
当時のニール・ショーンは、GibsonLesPaulProDeluxモデルにコレまた当時出たばかりのフロイドローズトレモロシステムを搭載した、改造ギターを使用しており、アンプヘッドはライブの写真資料を見る限り、HIWATTの「CUSTOMHIWATT100」を複数台使用しているようです。
ラックの中身は写真からだとよくわかりませんので、CD音源を聞いて、使用エフェクトを推測しております。
では早速、G3のパッチを見てみます。
信号の流れは、左から右です。
これは、通常のエフェクターとは信号の流れが逆になるので、電子回路図とかに慣れてないと、順番を間違えますね。w
1:DIST+2:StereoCho3:HWSTACK4:ZNR5:Delay6:Springと並べました。
各パラメーターは、パッチをロードして確認してください。
この手の誰ソレ風サウンドのセッティングのコツは、空間系の処理にあります。
正直、ハードサウンドそのものは、似てなくても歪んでればソレ風に聞こえるのですが、空間処理だけは、ソレ風だとちょっと物足りない。
なので、空間系の割り出しに意外と時間を裂きます。
1段めDIST+は、MXRの名機DISTORTION+のモデリングで、今回はギター・ソロのブースト用に使用しますので、バッキングの時はOFFにしておきます。
2段めStereoChoは、おそらくRolandのCE-1のモデリングと思われます。
これは、80年台ギターサウンドの特徴でもあるコーラスサウンドを得るためにセットしました。
ただし、ニール・ショーンのサウンドはそれほどコーラスに頼ってないので、Rateは1でソコソコな感じに抑えます。
3段め、ここにヘッドのモデリングを入れます。
丁度CUSTOMHIWATT100のモデリングがありましたので、それはそのまま使用します。
CUSTOMHIWATT100パラメーターはニールっぽい感じになるように弄ってあります。
プリアンプで無駄に歪ませない為にイコライジングは控えめにしてあります。
これはCUSTOMHIWATT100のあのクリーンなアタック感を出すために、歪は必要最小限に抑えるためです。
最近のニールは音も丸くなって居るので、攻撃的な金属音はあまり感じませんが、当時の音を聞いてみると、「なるほどハイワットじゃな〜。」と思います。
4段め、ZNR。
ノイズリダクションです。
スタジオクオリティーのZNRを手軽に使えるだけで、このG3は買いだと思って買いましたよ。w
ディストーションとアンプヘッドのオーバードライブでハウリングや余計なフィードバックを減らすには、このZNRが最適ですので、ここで掛けておきます。
ここまでが、ギターサウンドって感じで、5〜6段めはどちらかと言えば、スタジオでのレコーディングエフェクトみたいな感覚です。
なので、ニール風パッチには必須ではありませんが、CD風にするためには必要だなと言う感じです。
5段め、Delay。
まぁ、普通にディレイです。
あえてモノラルディレイで、ソリッド感を失わずに、空間の広がりを表現します。
6段め、Springですが、これはスプリングリバーブのモデリングでしょう。
HALLリバーブでも良かったのですが、当時のリバーブ感と、CDのような広がりを得るには、こっちの方が良い感じでした。
これでジャーニーの名曲「Don’tStopBelievin’」風なサウンドが得られるはずです。
今回、オレが使用した機材は、ZOOMG3Ver2.中古で購入(9000円)ZOOMG3Photogenicのレス・ポールモデルコレも中古で購入(改造費込20000円)PhotogenicLesPaulヘッドホン(3000円位かな?)以上です。
ビギナー向け廉価版専門のエレキギターメーカー「Photogenic」のレス・ポールに、国産のフロイドローズライセンスドユニットを搭載。
フロントピックアップ(実際には使わないんですが)をニールっぽくP-90タイプに交換。
これで、雰囲気は’81年ジャーニーです。www
で、コレをG3にぶち込み、ヘッドホンで聞いてみます…。

おぉ!ニール!www

な感じで、結構悦に入れます。www
イントロのミュートした4連符から徐々にミュートを解除し、最後にギャーン!とアーミングするあのサウンドが、このパッチで得られます。
バッキングに関しては、Youtubeを探すと、ニール本人がレクチャーしている動画がある(ただし機材は最近のものなので、サウンドが当時とは違います)ので、そちらを参考に。
割といい感じに、ニールしてると思います。
これを、実際にアンプで鳴らす場合は、G3の出力をアンプ入力のモードに切り替え、アンプは可能な限りクリーンにセッティングし、G3をONにします。
アンプや環境によってサウンドが変わりますから、アンプのイコライザーで調節します。
よく、エフェクトの方を弄る人居るんですが、せっかくのパッチを崩してしまうので、出来るだけアンプ側で調節して下さい。
流石に値段も値段なので、完璧とは言いませんが、かなり良い感じだとおもいます。
歪み系はやはりデジタルエフェクトらしい歪み方で、若干痩せやハイ落ちが気になりますが、アンプのセッティングで解決できるレベルですので、そのへんは研究と工夫が必要でしょう。
パッチのDL先http://kiya-hen.net/data/dontstop_g3xp.zip