とうとう念願の「ZOOM G3」が届いた。w

ここ最近、欲しくて仕方がなかったZOOMのマルチエフェクターG3。
なんと、H.I.D SoundWorksの岡さんの紹介で、ZOOMさんから支給して頂きました。
この場を借りて、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。

で、なんでいまG3なのかって話なんですが…。

数年前からエフェクターの老朽化に悩んで、時流に乗ってマルチエフェクターを採用しようかと画策していたのだが、その音のクオリティーがまだまだ子供だましレベルだったので、ずーっと見送っていた。

オレのマルチエフェクター歴は、思い起こせば今から20年ほど前、BOSS SE-50 ってのが最初に買ったマルチエフェクターだ。
当時は、足元に置くタイプのマルチエフェクターってのは、まだ出てなくて、ラックマウントして、そこからペダルボードを引っ張ってきて操作するものだった。
なので、エフェクト本体の他に、ペダルボードを買わなきゃ使えないんで、割りとハードル高めの商品で、本体もマトモに買えば十数万は当たり前だった。

そんな時代に、ハーフラックという、一般的な19インチラックの半分、9.5インチサイズのラックマウントエフェクターとして、当時としては破格の59,800円で発売されたSE-50は、もう飛びつくように買った。

使ってみると、空間系の音は当時素晴らしいと思ったが、歪み系の音は、HR/HM系では正直使い物には成らない感じで、空間処理専用になってしまった。
パッチの切り替えの時に、0.3秒ほどの無音状態になりそれを避けるため、信号をパラレルで送って、その片側につないでみたりと色々工夫して使っていた。

しかし、ラックエフェクターをステージに持ち込んで演奏するのはオレ的に非常に面倒なのだ。
まぁ、当時はラックエフェクター全盛時代で、マーシャルアンプの横に、負けないだけデカイラックエフェクトを置くのが通だった。w
でも、オレはそんな財力もないし、そもそもそんなデカイもの持ち込むのが面倒すぎて、なんとか最小限の機材で好きな音を出したかった。

なので、ラックマウントエフェクターは世間より一足先に、オレの中でのブームが去った。www

あれから20年。
BOSSのコンパクトエフェクター(ボスコン)を中心に、いろんなエフェクターを使ってきたが、コストパフォーマンスでBOSSに敵う製品は過去存在していなかった。
お金を出せば、そりゃいい音がするエフェクターはいくらでも買える。
しかし、最前線のプロミュージシャンでもない限り、そこまで機材に金はかけられない。
そうなると、1個1万円そこそこで買えてしまい、かつ一定のクオリティーを保っているボスコンがベストセラーになるのは言うまでもない。
その後は、海外のトップミュージシャンも使い出して、今やボスコンはMXRを差し置いて世界標準となったと言っても過言ではないだろう。

なので、相変わらずボスコンオヤジなのだが、ここへ来てなんとか足元を簡略化して、なおかつ多様なシチュエーションに対応できるエフェクトが欲しくなった。

こうなると、ボスコンやブティックストンプを並べてるだけじゃ、「多様性」と言う部分で限界がある。
しかも、場面で繋ぎ変えたりを繰り返すため、痛みも早いし、余計なエフェクトを常に持ち歩く事になってエフェクトケースが重い。w
パッチケーブルの接続も増えるのでその分接触抵抗も増えるし、思わぬトラブルの発生率も上がるわけだ。

そこで、20年前に諦めた「マルチエフェクター」構想が再燃するわけだ。

まずは、定番のBOSSシリーズを試した。
確かに、安定のサウンドで使い勝手もよく楽なのだが、デカイ。w
小さいのもあるが、小さいのは初心者向けというか音がしょぼい。

それでも、GT-5とか今でも十分結構いい音で使えるんですよ。
そんなボスコンオヤジだったオレが、BOSSを捨ててなんでZOOMになったのか…。

で、オレが探していたのは…

1)小さい。
2)3種類以上の効果を1台でコントロールできる。
3)ライブでの使い勝手が良い。
4)セッティングや作りこみが直感的に出来る。
5)音のクオリティーは今以上下げたくない。
6)そして何より重要なのは、安い!w

で、この条件にハマったのが、ZOOM G3 だったのです。w

まず、「小さい」これは譲りたくない。
今回の、ZOOM G3は、小さい。
ストンプ3個分の大きさだ。

「3種類以上の効果」については、マルチなんだから当たり前。
他の小型マルチに比べると、同時使用出来るエフェクトの数も多い。
他社の小型マルチだとエフェクト同時使用3〜4つってのが殆どで、G3の様に、1つ〜6つまで自由にセレクト出来るってのは意外と少ない。
しかも、同じエフェクトを6台並べることも可能だし、全くエフェクトが入ってないパッチを作ることも出来る。w
(何の意味があるかわからないが…w)
これはアイディア次第で面白い使い方が出来るってことだ。

「ライブでの使い勝手」については、他社の小型マルチでは、パッチを呼び出すとそのパッチを呼び出して終了ってのが多い。
つまり、スイッチが3つ有るとすれば、バンクセレクトを除いて3種類のパッチを呼び出して終了か、ストンプモードにして3種類のエフェクトを個別にON/OFFするかどちらかを選ぶことになる。
まぁ、事前にセッティングを考えておけば対応はできるが、これはちょっとライブでは使いづらい。
例えば、数台のエフェクトが繋がってるエフェクトセット(パッチ)があったとする。
その中の1つか、2つだけをON/OFFしたい為には、それが、ONやOFFになってるパッチを組んで、パッチ単位で切り替えるしか無い。

これは、使ってみると分かるが、ライブとかでは相当マルチ慣れしてないと使いづらいのだ。
ところが、G3は、パッチを呼び出した後、そのパッチの中のエフェクトを個別にON/OFF出来るのだ。
まぁ、今時の大型マルチだと当たり前だが、このクラスのマルチとしては省かれがちな機能なので、ありがたい仕様になってる。

「セッティングや作りこみが簡単にできる」ってのは、マルチってのは基本事前に音作りしなきゃ使えないものなのだが、まぁ現場で微調整ってのはどうしても必要だ。
その度に、メモリー呼び出してパラメーターをボタンやジョグダイヤルなどで調節すりゃいいのかもしれないが、そこはアナログにつまみを回して調節したい。
これが、いつでもそこにストンプペダルがあるかの様につまみが3つほど並んでいる。
回せば液晶画面に操作が出てきてわかりやすい。
これは、会場毎に違うアンプを使わなきゃ成らないアマチュアギタリストには優しい仕様になってる。
もちろん、オレみたいな自分のバンドだけじゃなく、他所様の会場でギターを弾く場面が多いギタリストにも重宝なのだ。

「音のクオリティーは下げたくない」
当たり前だよな。w
エフェクトを通すことで何かが失われるのは仕方がないことだが、失うモノは最小限に留めたい。
札幌の菊水にあるtwo-fiveって楽器屋さんで試奏したんだが、十分に使えるしクオリティーも高い。
恐らくライブは勿論、デモCDレベルのレコーディングならこれ1台で十分イケるだろうって判断。

で、最後に「安い!」。www
これは素晴らしく安い。
例えば、ボスコンで、デジタルディレイとコーラスとリバーブを買うと幾らになるか…?
CE-5、DD-7、RV-5辺りを買うと、約4万円弱になる。
3つでこの値段なのだ。
対してZOOM G3は、23100円で、同時使用6種類、合計94種類のエフェクトと、9種類のアンプシミュが使える。
どう考えてもめちゃ安い。w
とうとうボスコンのコスパを超えてしまった。www

で、オレはこのG3の評価はどうなのだろうかと、知り合いのプロギタリスト達に聞いてみた。

すると…

なんと、全員使ってた。www

しかも、かなり評価が高い。
まぁ、その内の一人はZOOMさんのエンドーサーなんだが…。www

エフェクトは好みもあるが、プロの現場で十分使えるポテンシャルを秘めてるのに、安くて使い勝手が良いと。
USB接続でオーディオインターフェースにもなり、バランス出力もあるので、ちょっとしたレコーディングにもすぐ使えて便利だという。

なるほどってことで、早速物色開始。
先日、ドラゴンドライバー買ったばかりで、財布が厳しいので、中古でもいいから安いやつ!とか思ってたら、今回ZOOMさんから支給されまして、なんと最高の誕プレになってます。w

早速スタジオで使いました。
正直、まだ使いこなせてません。www

でも、良い感じです。
細かい操作に慣れれば、かなりGoodなアイティムになることうけあいです。

これで、とうとう足元からBOSS製品が無くなりました。
長年連れ添ったボスコンですから、若干寂しさもありますが、これで老朽化から救われました。w
ZOOMさんありがとう!w

IMG_0219.JPG

でも、VP位は復活予定。www
そんな感じのwktk状態です。www

「とうとう念願の「ZOOM G3」が届いた。w」への8件のフィードバック

  1. お疲れ様です!本当に機材の悩みは尽きませんね・・・w よく「病気ですね?!」と褒められますw

  2. 旭川split fireのひでおです
    悩んでいろいろ見てたらKIYAさんの記事見つけました!
    おかげだポチれました(笑)
    ありがとうございます!!

  3. おはようございます!
    機材というかエフェクターで腑に落ちないのが
    <空間系はセンドリターンにつなぐべきか?>です
    自分の耳で聴いて納得したらそれで良いのでしょうが
    一般論としてどう解釈しておられますか?
    限られた時間と機材でプレイする事が多いと思うのですが・・・
    以上、ご質問でしたwww
    よろしくお願いいたします

  4. >Zero
    20代の頃、ラックエフェクトが熱かった時代、空間系はセンドリターンに入れるのが通だと思ってました。
    その理由は、プリアンプで基本的な音色(歪具合やトーン)が決まるので、空間系はその後に合った方が合理的だと考えたからです。
    この考え方は、ギターのピックアップからスピーカーまでを一連の電気回路として見た場合に有効と言うか、まぁそうだろうね的な発想でした。
    しかし、現実的な事を考えると、ギターとエフェクターとアンプと言う、3段階のセクションに分かれており、それぞれに役割があるとすれば、それらを生かした接続をすべきだろうと思うのと、アンプのセンドリターンにエフェクトの一部を振り分けると、セッティングも大変だし、接続箇所が増えてトラブルも増えるので、今はやってません。
    個人的には、コーラスをあまり使わなくなったので、ディレイの問題だけになります。
    ディレイの場合は、リリース音は原音より小さく減衰してゆきます。
    つまりプリアンプの前にディレイのリリースを入れても、レベルが低いので、プリアンプの歪の影響をあまり受けないのですね。
    逆にプリアンプで既に歪んだ音をディレイするよりは、リリースの抜けが自然で良いって事に気づいたんですね。
    コレはリリースの回数が増えるほど、そのリリース音はクリーンになってゆくってことです。
    プリアンプの後だと、歪は保たれたまま、音量だけが小さくなってゆく。
    この違いはもはや好みの領域なので、どっちが良いって話じゃないかもしれませんが、オレは前者の方が音源として心地よいし、自然な感じがします。
    後者だと、単に、繰り返しの音のボリュームを絞ってる感じがして、ディレイっぽさが失われる感じがします。
    つまり、エフェクトとして完結させることで、アンプが何に変わろうとも対応できるって状態にしたんですよね。
    コレが、マイアンプで毎回同じセッティングで音が出せるなら考えも変わるでしょうけど、オレの環境は、毎度マイアンプを持ち込めるとは限らないので、汎用性の高いセッティングに必然的に落ち着きます。
    実際、同じエフェクトセットを、歌バック〜メタルバンドまで、全てのシチュエーションで使っています。
    ただ、エフェクトボードの中身は、ギター -> ワウ -> 歪 -> 空間 -> ヴォリュームペダル の順番につないでいます。
    今は、空間系はマルチなので、歪の後ろにイコライザやらが来てしまうこともあります。
    マルチにセンドリターンが付いてるタイプなら、そこに歪を入れることもありましたが、今のやつには付いてないので、マルチの前に歪を入れてあります。
    ボリュームペダルはディレイの後につないでるので、ペダルボリュームを絞れば、ディレイのリリースも消えますので、完全に消音するのに便利です。

  5. 素早い回答ありがとうございます!
    私も所有しているアンプのほんどにセンドリターンが無いし混乱している部分は確かにありました
    でも、おっしゃる通り直列の方がイメージに近いのですねwww
    いつもライブではセンドリターンの用意をしているのに迷っている自分が嫌でしたw
    私のディレイも結局80年代のMaxonなので
    センドリターンの発想が無いらしく
    ステレオで出力する程度のものですw
    80年代の機材を80年代の使い方で音を出すのが正しいと勝手に結論を出しましたwww
    なので今朝は起床捨して1番Marshallのセッティングをテストしました
    3つあるJCM800が皆違うキャラで笑いましたw
    普通に買った一番高かったJCM800が結果的に一番音が野太かったです・・・
    リイシューって良い意味でクリアーですね
    リイシューならディレイを沢山使いたくて
    85年のJCM800だと空間系無のドライにセッティングしたくなります
    ただ
    1959を手に入れてからファズフェイスが気になるんですよね~www

  6. >Zero
    ウチは今、1959と1987になってます。
    1959は90年頃のリイシュで、プラスチックレバーSW3連のタイプで、70年台初期モデルのリイシュです。
    に俗にいうメタルってやつです。(人気のプレキシではない)
    1987は1987Xになってからの’75年モノです。
    どちらも適度にクリーンな音で、一般にMarshallから連想されるような、激しい歪み方はしません。
    キャビにもよるので、なんとも言えませんが、純正の’75年Aキャビだと、ドンズバMarshallの音で、JENSENのスピーカーが入ったキャビだと若干クリーンさが増します。
    EMINENCEでも同じようにクリーンさが強調されるので、古き良き時代のクランチサウンドはCELESTIONならではの音なんだなぁと改めて思います。
    ちなみに、75年のAキャビなんですが、中身はG12-30ってやつで、グリーンバックでも何でもない普通の ROLA CELESTION でした。
    年末に、1959をフルボリュームで鳴らした時の快感といったらもう…!www
    エフェクトとか要らなくね?ってフツーに思うほどの音圧と奥行きとで参りました。www
    FUZZ FACEたしかに気になるけど、使い道が思いつかない。www
    ジミヘンごっこするには良いかも。www

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