アサヒグラフ(グロ注意)

っつー本がありましてね。
その中で、1970年頃のアサヒグラフの中に、ソンミ村虐殺事件の写真が載ってまして。

それを見たのは、確か1972年。
小学校の図書室にあった、アサヒグラフを見てる時に発見したのです。
オレは小学校2年生でした。

アサヒグラフが小学校2年生の児童に容易に理解出来る本じゃない事は周知と思います。
そんな本が、小学校の図書室の蔵書として保管されていましてね。

当時、ベトナム戦争が休戦になって、世の中に少し平和な空気が流れ始めた頃で、オレはそのベトナム戦争に付いて調べようと、暇さえ有れば図書室に籠って本を漁っておりました。

その時に見つけたのがこの写真。
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※兵士が手にしているのは、ボロ雑巾ではなく、人間です。

オレは当時、単純に地雷か何かで吹き飛んだ、ベトナム戦争の写真だと思ってたので、そんな事件の写真だとは思っていませんでした。
この写真の記事は当時半分くらい読んだんですが、言い回しが難しく、漢字も半分も読めないので、小学生のオレには難し過ぎました。
なので、ソンミ村虐殺事件ってのは知りませんでした。

とにかく、この写真のインパクトが激しくて、その後何回もこの本を開き、この写真を眺め、なんでこんな事に成るんだろう?と子供ながら疑問に思っていました。

その後、図書室の本が整理され、小学生にふさわしくないと判断されたアサヒグラフや朝日年鑑は、いつの間にか図書室から姿を消していました。

あれから40年経った今もこの写真を超えるインパクトの写真は見た事が有りません。
オレの脳裏にがっつり焼き付いて離れなかったこの写真を、先ほど偶然見つけました。
調べてみると、68年のベトナムで起きたソンミ村虐殺事件の写真だと判明。

ベトナム戦争中の1968年3月16日、アメリカ軍兵士が非武装のベトナム民間人を虐殺した事件で、ソンミの虐殺はベトナム反戦運動のシンボルとなり、また国外でも大きな批判の声が起こってアメリカ軍が支持を失うきっかけとなった事件です。
※Wikipediaより。

アサヒグラフは大正時代から、つい2000年まで刊行していた息の長かった写真雑誌でした。
3.11東北地震の時に、一時的に復刻されて、地震記事を出した様ですが、基本的に2000年で休刊してます。

こういう情報雑誌は皆が見れるように電子データー化して、いつでもどこでも閲覧出来るようにして欲しい物です。

記事はともかく、写真は事実だと思うので。

まーこんな酷い写真は今時だと載せないんでしょうね。
刺激が強いとかなんとか言い出して、子供に見せるべきじゃないとかね。

むしろ逆ですよ。
このボロ雑巾と化した人間を見て、何を思うか。
個人に委ねてもいいと思うのです。

小学校2年生だったオレが、「戦争は良くない。」と思えたように、多くの人は同じ感想を持つと思う。
それが情操教育ってもんじゃねーかな?と思う。

オトナの事情でボロ雑巾にされた人をオトナが見たって意味が無い。
子供にこそ見せるべきで、「こんな大人になっちゃいけない!」って思わせなきゃダメなんじゃないか?

(`・ω・´)

 

「アサヒグラフ(グロ注意)」への7件のフィードバック

  1. この写真を探してました。私も小学一年か二年の時に歯医者の待合室で見ました。カラーでしたか?私の頭にはカラーで焼き付いてます。歯医者に通うたびに見てました。こんなことを人間はするのか、しかもへいきなかおをして!たまげました、この写真には。これまでの人生で最もインパクトのある写真でした。

  2. 私も学校の図書室での戦争写真集でこの写真を見ましたね、解説には「グレネード弾で粉々になった敵兵の死体を掲げる兵士」とありました。
    敵兵にグレネード弾を直撃させたのか?戯れに死体にグレネードを放ったのか解りませんが
    未だに強烈な印象を持っています。

  3. うわー!35年ぶりに見ましたこの写真。小学校の図書館で私も見てかなりショックでした小1か小2の時でした。戦争は怖いものだと思いました。
    もう図書館には無いでしょうね。でも、もう一度見てみたいな当時のアサヒグラフ。当時読めなかった記事を読んでみたいなあ。

  4. 読み始めた本がベトナム戦争時の話で、ふとこの写真の事を思い出し、検索してみました。私もこの写真との出会いは小学校の図書館です。ひんやりとした図書館とこの写真を見た記憶が分かちがたく結びついています。写真のインパクトと兵士の印象しかなく、死体は兵士だとばかり思っていました。子供には刺激が強く、戦争に対する恐怖と拒絶感だけは残りました。戦争にリアリティのなくなり、国家を背負うことに妙な高揚感を感じているかのような若者が増えている気がする今、むしろ戦争の現実として見て欲しい写真です。

  5. 始めまして。
    私も小学校の図書館で見たこの写真が忘れられずにいる一人です。
    戦争の真実を垣間見た思いがしました。
    単純にシェアすると画像が表示されてしまいそうなのでリンクとして紹介させていただきます。

  6. この写真に写ったアメリカ軍人はなにを思っていたのだろうか?
    かって、日本と戦ったアメリカ軍人は「イエロー・モンキー」と日本人のことを洗脳されていたと聞く
    ・・・日本人は、今の世界の人びとをどういった目で見ているのか?
    北朝鮮の人びとを「同じアジアのお隣のおじさんおばさん」と見ることができるだろうか?
    国を越えてそれぞれの国の人達に尊敬を持って接する日はまだ遠いのだろうか

  7. 私も小学校の図書館でこの写真を見て、未だに記憶に残ってます。でも「こんな大人になっちゃいけない」とは思わなかったな…。兵器ってすげえな、こわいな、くらい。でも、それで十分だと思うんです。大人が欲かいて余計な思想教育をするから、子供が大人を見透かすんです。

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