タイラーフェス終了。

ご来場のみなさん、お疲れさまでした。
ありがとうございました。

オレは大ラスのたった1曲の為に6時間以上もクラップスホールに居ました。(笑)
オレとしては、業界内でも注目のギタリストであり、世界レベルで活動しているギタリスト、小林信一さんと一緒に音が出せるってだけで、もう興奮気味でして、さてどうしようかと、前日より色々画策する訳です。

前日…

小林クンはシェクターギターのエンドースを受けてまして、1本100万円もするような、オーダーギターを使ってるんですが、いわゆるストラト系シェイプにハムバッカー&フロイドローズって仕様でして。
78年デビューのヴァンヘイレン以来、HR/HM系ギターとしてはスタンダードな仕様になってます。

オレの手持ちで、この仕様に近い物は、Ibanez RG、Jackson、程度でして、初めはこのどちらかを使ってやろうと思ってたんです。
つまり、同じ土俵で何処まで食らい付けるかを試そう的なね。
で、先日、ビブゼルの大野さんより入手したIbanez JEM(RGタイプ)を持って前日リハに挑んだんです。

しかし、リハでの小林クンの音に圧倒され、「同じ土俵じゃオレはインパクト出せない!」ってことをひしひしと感じたんです。
まぁ、当たり前ですわ、相手は世界の小林信一ですよ。
オレごときがどうあがいたって、マトモにぶつかってたんじゃ、喰われちまうのは言わずもがな。

彼の機材は、イグネイターのヘッドアンプに、何やらゴソゴソとエフェクター。
初めて見るような物が多くて何がなんだか解りませんでしたが、EHのコーラスが綺麗な音だったのが印象的でした。
HMギターなので、ギンギンに歪んでるものだとばかり思ってたんですが、クリーンも中々美しい響きで、「きれいな音のギター(サウンド)だなぁ~」と…。

しかも、それを縦横無尽に操る彼が出す音は、完璧にコントロールされたサウンドでした。

あぁ、これが世界レベルの音なんだな~と。
数年前、ポールギルバートのライブリハを見た時も、同じ事を思いました。

音の存在感みたいな物が全然違うんですよね。

対して、JEMで挑んだオレの音は…

自前の1959、SUPER LEAD 100ヘッドアンプに、いつものエフェクト群。
つまり、BOSSコン大好きオヤジな訳でね。

なんとも薄っぺらく、ジョリジョリしたサウンドなんだろうかと。
ちょっと涙目に成りつつも、リハを敢行。

でもね、耐えられない。
時間も無い中で、JEMの音を作り込む余裕は無い。
ならば、使い慣れたVで行った方が良いのでは?と言う事に成った。

なので、リハ途中で趣旨変更!
「オレらしく行こう!」
念のため積んである、Vを車から降ろして残りのリハを敢行!
なんとか、まぁこんなもんだろう的な音に回復。
翌日の本番に向けて1歩前進した気分でした。

途中、小林クンに、「ソロのハモリ知らないんですよ~」と。。。

なので、帰ってからハモリのコピーを…

さらに、エフェクトの調子を調整すべく、朝までかかってボードを手直し。
本番に備える訳です。

当日…

リハではVはすこぶる調子良く、音もまぁいい感じだが、1959 なので音がでかい。
そこそこの音量でプレイする小林クンの音が聞こえない。
もっと、音を小さくしたいのだが、アッテネーターを噛ますと、バイト感ががた落ちで正直使えない。
なので、ギリギリの音量でやることになる。

リハ終了後、PAをやってたアジさんに、「キヤさん、いい音でしたよ。でかいけど。」と。w
「やはりでかいのか?」ってことで、アジさんに相談するんだが、アジさん曰く、
「抜けもあるし、立ち上がりがハッキリしてるんで、音が目立つのは仕方が無いのでは?」と。
普通なら褒め言葉なんですが、この日はツインギターなので、オレ個人の音の問題よりも、ギター2本のバランスの問題なんですね。
だから、今回のこれは必ずしも褒め言葉じゃない。

取りあえず、弦を1ランク細い弦に交換して、ディストーションの歪みを少し深くして、レベルを下げた。
つまり音の芯をぼかす作戦に出た。
あとは、運を天に任せるしかない。
まぁ悩んでも仕方が無いので、そのまま本番に突入する訳です。

本番…

直前まで客席で彼ら(ゴムパッチンバンド)の演奏を「客」として堪能し、気分を盛り上げてから自分の出番直前にステージ袖へ。

例の「帰って来たフライングアロウ」'84デザイナーズでステージへ上る。
リハよりも若干ハイが落ちてる。
まぁ、これはクラッップスのお客さんが満員の時に良く起こる現象で、お客さんの入り具合を見て、落ちるなぁ~とは思ってたので、想定内。

ともかく、今悩んでも仕方が無いので、出てる音で演奏する。

曲は、BURN。

過去、何度と無く演奏した曲だ。
アニキとも何度か演ってる曲だ。
細部はともかく、KIYA-HEN節で弾くなら、もう寝てても弾けるような曲だ。

でも今回は、セッション。
小林クンとぶつからない様にと思ってたが、そこは百戦錬磨の小林信一先生。
リッチーライクなオレのバッキングにぶつかんない様な和音でバッキングしてる。
すげーなぁ、この人。。。
アニキはレコーディング中の為か、若干セーブして歌ってるのが良く解る。
そういう細かいコントロールが出来るのが、すげーですよ。やっぱ、この人たち。

こう言う場面で未熟者だとね。
頑張りすぎて全力疾走してしまうか、萎縮して何も出来ないかなんですよ。

で、ギターソロ。

今日はどうやら、オレは未熟者前者らしい。(笑)
頑張りすぎて全力疾走しようとしてしまう。(笑)

演奏中思ってた事…。

とにかく、軽いタッチで弾こう。
無理せず確実に弾けるフレーズを弾こう。
熱くなりすぎず、クールに弾こう。

えー、全部ダメでした。(笑)

ギンギンに力入って、弾けそうに無いフレーズが頭を駆け巡ってしまって、思わず弾こうとしてみたり、でも弾けないから余計に力が入って熱くなってしまったり。

orz

風の噂で、「今日のKIYA-HENは、子供みたいで変だった。」とか…。(泣)
や、解る人には解るんだなぁ~と。(号泣)

でも、楽しかった事には違いないです。
熟練したメンバーと音を出すってのは、勉強に成るし、メンバーの状態を気にしないで、好き勝手に弾けるので楽しめるし。
オレとしては「郎平」以来、最近は中々無い環境でしてね。
また、沢山のお客さんを前にして、いかに彼らを楽しませるかって部分でも頑張らなきゃいけない。

良くある、小さなハコでこじんまり10数人程度のお客さんなのか友達なのか解らない人の前で内々でナァナァに楽しむのとは違う、セッションとか、遊びとか言いながらも、客席に対しては常にガチ勝負な感じがたまりません!

来年もまた参加したいなぁ~と思う訳ですが、オレに次はあるのだろうか?
あるなら、また頑張りたいなぁ~と思う訳です。

 
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平くん、小林信一先生、また誘って下さいね。

 

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